ネット世代の雑評論

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Wikipedia探訪「ヒト」

ヒト - Wikipedia


Wikipediaの記事には公正さとか正確さとかテンプレートとかそういうのを求めすぎて余計におかしなことになっている記事がある。
「ヒト」、生物学上の人間を表すこの記事は、中々面白いことになっているので紹介していく。


引用
ヒト(人、学名 Homo sapiens)とは、広義にはヒト科(Hominidae)のヒト亜科(Homininae)に属する動物の総称であり[1]、狭義には現生の(つまり現在生きている)人類を指す[1]。

最初の概要。まあここは良いにしても持って回った説明である。

引用
古来「人は万物の霊長であり[2]、そのため人は他の動物、さらには他の全ての生物から区別される」という考えは一般的ではあるが、生物学的にはヒトを特別視しないようにしている[3]。

特別視せずに見た結果どうなるかがこの後から。

引用
分類学上の位置について言うと、現生人類はホモ・サピエンスに分類されるが[1]、ホモ・サピエンスには現生人類以外にも旧人類も含まれる[1]。 なお現生人類(つまり、現在地球上で生きている人類)はすべてこの種(ヒト)に分類されている。 (分類学上の細かい分類を言えば)真核生物 動物界 真正後生動物亜界 左右相称動物 新口動物上門 脊索動物門 脊椎動物亜門 四肢動物上綱 哺乳綱 正獣下綱 真主齧上目 真主獣大目 霊長目 直鼻猿亜目 真猿亜目 狭鼻下目 ヒト上科 ヒト科 ヒト亜科 ヒト族 ヒト亜族 ヒト属 ホモ・サピエンス ホモ・サピエンス・サピエンスに属する種である。分類の詳細は各項目のリンクを参照のこと。

細かすぎる分類が笑える。

引用
ヒトは学習能力が高く、その行動、習性、習慣は非常に多様で、民族、文化、個人によっても大きく異なるが、同時に一定の類似パターンが見られる。また外見などの形質も地域に特化した結果人種(コーカソイド・モンゴロイド・ネグロイド等)と形容されるグループに分類される。しかし全ての人種間で完全な交配が可能であり全てヒトという同一種である。統一的な説明はなかなかに難しいため詳細はそれぞれの項目を参照されたい。

この辺り絶好調。誰でも知ってる自明なことをこんなややこしく説明する必要があるのだろうか。

引用
サル目としては極めて大型の種。これより大きいものにゴリラとオランウータンがあるが、いずれもサル目としては群を抜いて大きい。なお、動物一般には頭部先端から尻、または尾までの長さを測定するが、ヒトでは尾に該当する部位が退化しており標準の大きさとして直立時の高さ(身長)を測定することが多いので、他種との直接の比較は難しい。

必要な説明なのは良くわかるが、書いてるお前もヒトだろうがと言いたくなる感じ。

引用
頭部[編集]

頭頂部が非常に大きく丸い。これは大脳が発達しているためである。顔面はほぼ垂直、あごの先端がややとがる(おとがい)。顔面の上から後ろにかけて毛(頭髪)が密生する。頭髪に覆われる部分以外は肌が露出することが多いが、雄は顔面下部に毛を密生することがある(髭)。目の上、まぶたのやや上に一対の横長の隆起があり、ここに毛を密生する(眉)。鼻は前に突出し、鼻孔は下向きに開く。口の周囲の粘膜の一部が常に反転して外に向いている(唇)。

わざわざ生物一般に使われる言葉を使って人間の顔の部品を説明しているが、宇宙人にでも説明する気なのだろうか。

引用
前足[編集]

前足は「腕」、特に尺骨・橈骨より先の部分は「手」と呼ばれ、歩行には使われない。あえて四足歩行を行う場合には手の平側を地につけ歩き、チンパンジーなどに見られるようなナックル・ウォークは一般的でない。

肩関節の自由が大きく、腕を真っすぐに上に伸ばし、あるいは左右に広げてやや後ろに曲げることが可能である。親指が完全に手の平と向かい合う。指先は器用。

腕を前足と言い張る。いいけど。

引用
ヒトの後肢[編集]

ヒトは大部分の哺乳類とは異なり、後肢だけで立つ直立姿勢が普通の姿で、移動は主としてこの体勢で両足を交互に動かす、いわゆる直立二足歩行を行う。ゆっくり移動するのを歩く、早く移動するのを走るという。長距離移動に関しては能力が高く、訓練すれば数時間も走り続けることができる。

歩く走るの説明って生物学的に必要なのだろうか。

引用
ヒトの特筆すべき能力として、投擲がある。手で物をつかんで投げる能力は、一部のサルのみが持っているが、中でもヒトは、個体にもよるが速度は100km/h、距離は数十mを優に超える投擲能力を有している。こうした能力は道具・武具の進歩と共に相乗効果的に向上し、生活に必要な技能(狩猟)のほか、個体対個体や社会対社会の衝突(縄張り争い・戦争)、そして娯楽文化(スポーツ)などを発達・発展させる基礎の一端にもなっている。

個体にもよるがって野球選手でも想定してそうだなぁ。

引用
習性[編集]

ヒトの習性は、高度に発達した知能や集団内の情報伝達の発達によって、それ以外のすべての動物とは非常に異なった様相を見せる。しかし、このような記述を行う場合には、それがまたやっかいな面でもある。

このような記述を行う場合って、自分でも何かおかしいと気付いているらしい。

引用
このような広い意味で文化を考えれば、(ヒト以外の)サルなどの動物にもその片鱗が見られる。しかし、ヒトの場合には、他の動物に比すれば、文化的に決定される部分が非常に大きい。その内容は地理的にまとまった集団によってある程度までは共通する。このまとまりを民族というが、その中にさらに多少とも異質な小集団が見られることも多い。また、歴史的経過の中で、いくつもの民族が入り乱れた状態で一つの大きな社会を形成する場合もあり、その様相はこれまた多彩である。しかし、いずれにせよ、文化はその民族ごとに多少とも固有であり、情報や意思の伝達に使われる言語や身振り手振りまでもが異なるので、意志疎通すら困難な場合もある。その関わりがあまりに深く、多岐にわたるため、どこまでが文化の影響であるかを判断するのが困難な場合が多い。いわゆるジェンダー論などはその例である。

「このまとまりを民族というが」ってなんか民族って言葉が特殊な専門用語みたいだな。

引用
動物としては極めて特殊な食性として、エタノールを好むことも挙げられる。エタノールはカロリー源として優れているものの、同時に強い毒性を示し、中枢神経を麻痺させる作用(酔い)があるが、ヒトはむしろこの麻痺を快感として受け入れてきた。もっとも、エタノールの嗜好には個体差が大きく、あまり好まない個体や、嫌悪を示す個体もかなり多い。また東アジア系のヒトの中には、遺伝的にアセトアルデヒド分解酵素を持たず、エタノールを摂取できない個体もいる。

「酒」とか「飲酒」といった単語は意地でも使う気が無いらしい。

引用
一方で、個体が置かれた環境によって、あるいは個体、および個体の属する集団の主体的選択により、摂取する食物を制限する(される)場合も見られる。一例として北極地帯に生息するヒトは、魚介類や海洋哺乳類などの肉食が中心であり、植物を摂取することはまれである(植物を摂取できる環境にない)。主体的選択による食物の制限としては、肉食を忌避し植物食のみを選択するヒトが少なくない。

ベジタリアン一つ語るのに主体的選択による食物の制限とか。

引用
住居の使用[編集]

ヒトは古くよりそれなりの巣をつくっていたようである。洞窟の入り口付近を生活の場にしていた例は、北京原人などに見られ、長期にわたってたき火を維持していた様子も見られる。その他、動物の骨や皮で作られたテント様の住居なども知られている。いずれにせよ、何らかの屋根のある部屋を作るなり、既存のものを利用するなりしていたようである。これがいわゆる家、住居の始まりになるものと思われる。ただ、巣を作る習性は他の動物にも見られるため、ヒト特有のものではない。ヒトの作る巣(住居)において特徴的なのは、その生息分布が非常に広いことによって、それぞれの生息地域の環境に即した、さまざまな種類の住居を作ることである。他の動物に比べて極めて高度な構造の住居を作ることや、住居を作る技術が逐次発展改良されていることも特徴と言えるが、これはヒトの知能の高さや、ヒトが道具を使うことに由来するものであり、このような特徴は住居以外にも見られる。むしろ、ヒト以外の動物は自らの住むところ以外には構造物をほとんど作らないが、ヒトは住居に限らず多種多様な人工構造物を作ることが特徴といえる。

人の住居を巣と言いたかったらしいが途中で諦めたか。

引用
また、衣服の着用が常時となったヒトは、衣服を着用せず、自らの身体を他の個体にさらすことに嫌悪感を持つ(羞恥)という習性(文化)を持つようになった。生殖器および臀部をさらすことに対しての嫌悪感は多くのヒトで共通しているが、それ以外のどこをさらすことに嫌悪感を持つかについては地域差が大きい。ヒトのメスの場合は膝より上部の下肢、あるいは乳房をさらすことに嫌悪感を覚える例が多いが、それらをさらすことに全く嫌悪感を持たないヒトも存在する。また、さらす側の個体のみならず、さらされる側の個体も嫌悪感を持つため、多くのヒトの社会では、身体の特定部位を必ず衣服で覆うことを義務づける規範を持つに至った。一方でヒトは、そのような規範をあえて破り、身体をさらすことに快感を覚える個体も存在する(自らさらす場合と、他の個体にさらさせてそれを見る場合とがある)。特に普段は衣服によって隠されている生殖器は、性交時には必ずさらす必要があるため、脱衣行為の解放感と快感は性的興奮と密接に結びついており、そのため近代社会での性風俗文化(ストリップティーズやポルノグラフィなど)の発展にもつながっていった。

なんか色々と無理が出ている気が。

引用
また、これと逆に社会の中で劣位のオスが、最低限の交尾の機会を得る手段として、一匹のメスに対して複数のオスが性的資源支配権を行使することがある。オス同士の連合とメス一匹の結合が一夫多妻や一夫一妻同様持続的な性的パートナーシップである場合、これを一妻多夫制と呼ぶが、これは一夫多妻制と比べてもきわめてまれである。通常は、この場合一匹のメスに対する性的資源支配権を、複数のオスが時間をずらして行使する形をとり、これを売春と呼ぶ。ホモ・サピエンスにおけるオスのメスに対する性的支配権の重視から[26]、一般的に売春を行うメスは、一夫一妻や一夫多妻のように、一匹のオスに性的支配権をささげるメスよりも低く見られ、売春で交尾の機会を得るオスも、売春を行うメスを尊重する傾向は弱い。売春はホモ・サピエンスの近縁種ボノボにも見られる。

一応書いておくとWikipediaの売春のページの説明とは全然違う。

引用
しかし、これについては、浮気に応じたメス個体についても同時に制裁がなされることが少なくなく、さらにオス個体の側が『メスが誘惑した』と主張することも多いため、実際の制裁では、メスの方に重い罰が課されることも少なくない。

また、その交尾がメスの意思を無視したレイプであった場合は、オスのみが厳罰に処されるとするのが多くの社会における一応の規範ではあるが、ここでもオスの側は、『同意の上』『メスが誘惑した』と主張することが多く、このような言い逃れで実際にはレイプであっても考慮されない場合も少なくない。

『メスが誘惑した』って…… 『同意の上』っていう普通の言葉と並ぶと違和感が凄い。




読んでいてかなり笑える。
誤解を招かぬように言っておくと、こういう風にヒトも動物の一種という立場から物事を見ることは非常に面白い見地を引き出せるし、事実この記事も興味深い。
それはそれとして、人間の言語では中々自分自身を客観化できないという事を示していて、それもまた興味深く、そしてその結果はマヌケにも見える。

他の知的生命体とでも交流しているならばまた話は別になるだろうか。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2013/07/08(月) 04:08:10|
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