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「らーめん才遊記」9巻まで買って読んだので感想 グルメ漫画論も

ラーメン発見伝 - Wikipedia
らーめん才遊記 - Wikipedia
料理・グルメ漫画 - Wikipedia


今日(2013年4月30日)発売のらーめん才遊記9巻買ったったので感想。
実は最近このシリーズ集めていたので。ラーメン発見伝はまだ全部は集まってないけど。

ラーメン発見伝はラーメンをテーマとしたグルメ漫画である。で、らーめん才遊記はその終了後スピンオフ漫画である。南総里見八犬伝と西遊記をもじったタイトルであるわけだ。
グルメ漫画というと美味しんぼが有名だろうか。ここを見ている層ならば鉄鍋のジャンなどが好まれるだろうか。
美味しんぼはやや和食よりだが特に食のジャンルは無い。ジャンは中華料理という括りである。

ラーメンだけというのは狭い気もしなくはないが、寿司専門のグルメ漫画とかもあるしそんなでもない。
むしろ、一つの食べ物としてはバリエーションが多く、未だ発展途上であり、ネタは多い。

そして、ラーメンという食べ物には様々な特徴があり、特に大きなファクターとしてラーメン店の栄枯盛衰がある。
ラーメン発見伝、らーめん西遊記はラーメン店の経営といった店に重心を置いたグルメ漫画である。
その重点の置き具合はらーめん西遊記で更に顕著である。


それを支えるのがキャラクターである。
芹沢達也というキャラクターがいる。ラーメン発見伝では主人公藤本のライバル、らーめん西遊記では主人公ゆとりの上司という事になる。
何軒も支店のある繁盛ラーメン店の店長であり、フードコンサルティング会社の社長。
ラーメン店の経営について知りつくしており、尚且つ物凄くおいしく創作的で大衆性を併せ持つラーメンを創る腕を持つ。
しかしながら非常に性格が悪く、皮肉屋であり、アクのあるキャラクターをしている。スキンヘッドでスーツというのも中々キャラが立っている。

ラーメン発見伝では脱サラしてラーメン屋を営むことを目指すサラリーマン藤本の作るラーメンを、全く違った目線、経営面から芹沢は攻める。そして概ね芹沢が勝つ。

らーめん才遊記ではフードコンサルティング会社、食のコンサルティングを行う企業に就職したゆとりの仕事に対して芹沢が評価したり助言したりする。

両作品で裏の主人公とも言っていい活躍をしている。
台詞も強烈だ。
「ヤツらはラーメンを食ってるんじゃない。情報を食ってるんだ。」
「厨房だけがラーメン屋のすべてではない!」
なかなかリアリティがあって面白い。
ふたばでも芹沢スレが結構立つほどである。というか、ふたばで人気である。
たまにツンデレっぽいのも笑える。



美味しんぼはあくまで食単体を見た話が多い。味以外にも考慮するが、それはそれとして料理で勝負する漫画である。
ジャンは料理対決に軸を置いている。明らかに食を冒涜するような話も多いが、それはそれで面白い。だが、店の話となるとたまに従業員としての苦労話のようなものが出るくらいだ。
らーめん才遊記はその中で外食店の経営という道を歩んでいる。

グルメ漫画、かなり狭い領域のジャンルに見えて、とるべき道は意外と多いのだなと思わせる作品であった。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2013/04/30(火) 20:03:52|
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