ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

世界の危険な山を色々紹介する

山の一覧 - Wikipedia


登山。山に登ること。
高山というのは人を撥ねつける性質のあるもので、登る山によっては登山というのは非常に危険、まさに冒険的所業となりうる。

世界中に山は色々ある。その中で危険度という視点から山を紹介していく。


エベレスト
世界最高峰の山である。標高は雪を含まず8,844.43 m。ただし地殻変動や地球温暖化などの影響で年々変化する。

最高峰というと高さ以外の表現で使うとトップクラスぐらいの意味になるが、山に使う場合「最も高い峰」、ナンバーワンという意味に他ならない。
ヒマラヤ山脈やカラコラム山脈はインド亜大陸がユーラシア大陸にぶつかって出来ているものなのでやたらと高い訳である。

サンスクリット語ではデヴギリまたはデヴァドゥルガ(英語風に発音してデオドゥンガ)
ネパール語でサガルマータ。
チベット語でチョモランマという。

3684人の挑戦者の内210人が死亡。死亡率は5.7%で、8,000m級以上の高山としてはそれほど高いわけではない。
世界一という事で挑戦者が多く、ルートも開拓されているのが大きいか。
120体もの死体が放置されており、概ねルートの正しい位置に配置されているので目印になるという話。
あと挑戦者3684人って書いたけど登頂成功者は5104人とか。別に中で増えてるわけじゃなくて資料的な問題だろう。


K2
世界二位の高さを誇るカラコラム山脈の高山。標高8,611 m。

世界二位ということで知名度はエベレストよりだいぶ劣るか。名前もカラコラム山脈の無名の山にインドの測量局がK1、K2、K3……と測量番号を付けていったのが残ったものである。
他のは名前がちゃんと付けられたか、ちゃんと調べると現地の名前があった。

中国名(というかチベット語系のバルディ語とかいうので)チョゴリとかいう。大きな山とかいう意味らしい。
他にもこの地域を探検したイギリス人からゴッドウィンオースティン山とかいう名前も無くは無い。

登山困難な山というとK2を思い浮かべる人も少なくないのではないか。今でも冬の登頂は為されていない。
死亡率は23.24%。相当なプロしか登らないのにこれはヤバい。特に中国側、北からの登頂は困難を極める。


カンチェンジュンガ
世界三位。標高8,586 m。

この辺りから更に知名度は低くなる?独特な名称は印象的だが。
ダージリンの丘陵上から眺められ、現地住民には親しまれているとか。

死亡率は19.14%。地味に高い。


ローツェ
世界四位。標高8,516 m。エベレストの南に位置する。

ローツェはチベット語で「南峰」の意で、エベレストの南峰であることを意味する。らしい。この辺りから一般的な知名度もクソも無くなってくる。

死亡率3.43%とまあ死亡率は大したことが無いものの、ルートによっては最も困難とも言われる。
ローツェ南壁は標高差が3,300 m。そこから頂上へ登頂した登山家は一人しかいない。


マカルー
世界五位。標高8,485 m。エベレストの東に位置する。

死亡率は11.11%。プロしか登らない山なのに(カンチェンジェンガとかはなんかアレイスター・クロウリーとかも登山しようとしたとか)これはかなりキツい。

一応世界五位までは別格という扱いもあるらしい。


チョ・オユー
世界六位の山、標高8,201 mという高山でありながら8000m越えの山として比較的危険度が低いとされる。それでも死亡率1.46%。危険度が低いだけあって挑戦者も8000m越えの山の中ではエベレストに次ぐという。


ナンガ・パルバット
世界九位の山。標高8,125 m

南側のルパール壁は標高差4,800 m。世界最大の標高差である。
死亡率は22.30%と非常に高く、人食い山と恐れられる。
2013年3月5日に世界12位であるブロード・ピークの冬季登頂がなされ、これで冬季登頂がなされていない8000m峰はナンガ・パルバットとK2のみとなる。


アンナプルナ
世界十位の山。標高8,091 m。

登山者の死亡率は驚きの38%。8000m級の14峰の中でも最も高く、非常に危険な山。
別名「キラーマウンテン」。


シシャパンマ
世界14位。標高8,027mで8000m峰ではもっとも小さい。

シシャパンマ、チベット語で「牛も羊も死に絶えて、麦も枯れる地方」の意。なんやそれ。
サンスクリット語ではゴサインタン。意味は「神の座」。一々大袈裟なことである。

死亡率は8.39%と普通に高い。


標高8000mよりも上はデスゾーンと呼ばれ、人体の高所順応が追いつかず長時間滞在すると最終的に死に至るという。
とはいえ8000m峰ばかりが危険な山という訳では全然ない。


ティリチミール
標高7,708m。パキスタンの山でヒンドゥークシュ山脈の最高峰。

毎年のように犠牲者が出てエベレストよりも登頂困難と言われる。


ガンカー・プンスム
標高7,570m。ブータンの最高峰。

未踏峰の中で最高峰として知られる。まあ宗教的な理由で登山を禁止されてるからというのが大きいけれど、解禁されていた期間でも結構失敗している。
最初の登山隊は(地図が不正確なせいで)山を発見することすらできなかったという。


ミニヤコンカ
標高7,556m。中国チベットにある大雪山脈の最高峰。

ヒマラヤの山の標高が正確に測定される前に世界最高峰と位置づけられたこともあり古くから登山の対象となっているが、

急峻な地形と「頂上に騙される」と遭難者が評する不明確な山頂、目まぐるしく変化する天候の為に登頂に成功した者は20名に満たず、世界でも屈指の難峰となっている。

らしい。


ウルタール・サール
第Ⅱ峰の標高は7,388m。世界70位とのこと。

8000m峰がすべて制覇されたのち、政治的な理由などで入山困難な山を除けば「最後の未踏峰」として残った山。
頻繁に発生する雪崩と落石、悪天候、ルート取りの困難さ……と、まあ地獄のようなところらしい。死者も多い。下山してから精神的ストレスとかで死んだ人も。


梅里雪山
七座の連山で最も高いカワカブの標高が6,740m。中国デチェン蔵族自治州。

七座全てが6000m以上の標高を持ち、全てが未踏峰である。
チベット仏教の聖地のひとつであり、登山隊は嫌われているものの特に登山が禁止されているわけではない。
しかし、

登頂の試みは1902年ごろに始まり、アメリカ、イギリス、日本、中国などがそれぞれ5・6回ほど登山隊を派遣してきた。しかし、三江併流の険しい地形やモンスーン地帯特有の厳しすぎる気候の為に登頂は全て失敗に終わり、「神々の山」は未踏峰のままである。

大規模な遭難事故もあったとか。


カイラス山
チベット高原の独立峰であり、標高6656mの未踏峰。ただし伝説的な人物は除く。

仏教(特にチベット仏教)、ボン教、ヒンドゥー教、ジャイナ教で聖地である。こっちは登頂許可も下りない。
公共交通手段もほとんどなく、ついでに入境許可証の入手も困難。その辺からバックパッカーの聖地ともされる。


マッキンリー山
北米大陸最高峰であり、標高6,194 m。

先住民の言葉ではデナリと言う。

麓の標高は600m程度であり、そこから山頂までの高さ、つまり比高は5,500mでありそれはヒマラヤの山々よりも高い。
アラスカの山であり高緯度のため極寒で、酸素濃度も少なく高山病になりやすい。

かの有名な植村直己もマッキンリー山の厳冬期登山を果たしたものの下山時に死亡したという。


ローガン山
カナダの最高峰であり北米大陸で二番目の山。5,959 m

世界で最も大きな山麓を持つといわれており、しかもその山麓は全て広大な氷河に覆われている。この特殊な立地条件のために、道路から見ることができず、ローガン山を見る為には、航空機を利用しての遊覧飛行する必要がある。

らしい。

1991年に南極を除く場所で最も寒い-77.5度を記録。
造山活動は続いており、標高は徐々に高くなっている。


アイガー
標高3,975 m。スイスの山である。

アイガー北壁は、高さ1800mの岩壁で、グランドジョラスの北壁、マッターホルン北壁とともに、困難な三大ルートの一つとして知られ、三大北壁と呼ばれている。1935年~1958年までに25回の登頂が試され、死者が15名に及んだものの、13回67名が登頂に成功している。

らしい。
アイガー北壁は困難な岩壁の代名詞ともなっている。


富士山
日本一の山。標高3,776 m。

まあ、毎年観光客でにぎわう山で、夏ならば全然たいしたことは無い。それでも高山病ぐらいにはなれたりするが。
それでも無謀な観光客も多く、遭難者は多く毎年のように死者が出ている。

問題は冬。冬の富士山登頂の難易度はヒマラヤ並とされる。独立峰であり日本の気候の関係もあり、非常に風が強く(風速20m/secでマシなレベル、酷いと風速40m/sec)、雪が氷となって固く固まり凄い滑る。ついでに気圧も夏より低くなる。
雪崩もあるが滑落死が一番多いとか。


槍ヶ岳
日本で五番目に高い山。標高3,180m。

登山家には有名な山であり、アルプス一万尺で歌われる小槍とはその山頂付近の岩の事である。アルプスとは日本の北アルプスのことという話。
ちなみに実際に小槍で踊るとたぶん落ちて死ぬ。


谷川岳
日本百名山の一つで標高1,977 m。

そんなに高い山という訳でもないのだが、

急峻な岩壁と複雑な地形に加えて、中央分水嶺のために天候の変化も激しく、遭難者の数は群を抜いて多い。

ほう。

1931年(昭和6年)から統計が開始された谷川岳遭難事故記録によると、2005年(平成17年)までに781名の死者が出ている。この飛び抜けた数は日本のみならず世界のワースト記録としてギネス認定されている(8000メートル峰14座の死者の合計は637名)。

へえ。

1960年(昭和35年)には、岩壁での遭難事故で宙吊りになった遺体に救助隊が近づけず、災害派遣された陸上自衛隊の狙撃部隊が一斉射撃してザイルを切断、遺体を収容したこともあった(谷川岳宙吊り遺体収容)。

うわあ。

といった酷い場所。なまじ標高が低いから油断するところもあるのか。
首都圏に近く登山客が多いことも一因だろう。

「魔の山」と呼ばれることも。


オリンポス山 (火星)
太陽系最高峰。火星の標高基準面から高度25,000メートル。

そもそも火星に行くこと時点で超困難という話。




登山。それにどういう価値を見出すべきか。
危険だからこそ挑むのか、それとも。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2013/04/06(土) 00:38:32|
  2. 雑学
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  4. | コメント:7
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コメント

おもしろかったです!
  1. 2013/11/19(火) 05:47:38 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> おもしろかったです!

ありがとうございます!
  1. 2013/11/19(火) 07:14:12 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
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管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2014/11/24(月) 11:53:47 |
  2. |
  3. #
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大変参考に

とてもおもしろく読ませていただきました
いま、雑誌numberで連載されている小説が、ナンガパルバットの冬季登頂を目指すというもので~
私はいったいどういうポジションの山なのか、興味を持った次第です

ちなみに私はドシロウトですが、地元の安達太良山、危険な塩沢ルートを制覇……だれもしらないて(ーー;)
  1. 2015/02/22(日) 07:47:11 |
  2. URL |
  3. 信夫健児 #-
  4. [ 編集 ]

Re: 大変参考に

> とてもおもしろく読ませていただきました
> いま、雑誌numberで連載されている小説が、ナンガパルバットの冬季登頂を目指すというもので~
> 私はいったいどういうポジションの山なのか、興味を持った次第です
>
> ちなみに私はドシロウトですが、地元の安達太良山、危険な塩沢ルートを制覇……だれもしらないて(ーー;)

コメントありがとうございます。
この記事はやけに人気で、なるほどそっち方面からの来ているのですね。
面白そうなのでその小説も機会があれば読んでみようと思います。

有名な山を征することだけが登山ではありませんし、素晴らしいことだと思いますよ。
  1. 2015/02/22(日) 17:40:01 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

いや火星はおかしいww
25000メートルとか仮に火星に住めるようになっても何日かかるんだろww
  1. 2015/07/20(月) 17:36:59 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> いや火星はおかしいww
> 25000メートルとか仮に火星に住めるようになっても何日かかるんだろww

オチですからね。地球でなければもっと困難な山もあると。
裾野もやたらと広いですしもう登山と言うかなんというか、大変でしょうね。
  1. 2015/07/20(月) 20:35:40 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

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