ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

インターネット探訪「既存読者と新規読者の両方を満足させるためにニンジャスレイヤーが用いた5つの手法」

既存読者と新規読者の両方を満足させるためにニンジャスレイヤーが用いた5つの手法 - 藤四郎のひつまぶし

ニンジャスレイヤーは最も成功したtwitter小説であろう。そして更に成功していくと予想される。
その成功の秘訣といっても、まあ作品自体の面白さが大きいのだろうが、他にもtwitter小説、ネット小説ならでわの手法というものがあるという話?
なんにせよ、ニンジャスレイヤーはよく考えられているようだ。


ネット、twitterを用いることは、読者との距離を縮める。
双方向性、即時性のある環境という前提。

どの話から読んでも良い。「水戸黄門を第一話から見ている人はあまりいない」という話であるらしい。
カットアップ手法は話の流れをわかりにくくするが、新規読者の獲得にはもってこい。そのためにニンジャスレイヤーの各話の話の構造は考えられている。ニンジャが相対すればアイサツするので名前もわかるという。
既存読者にとってもこの話はいつの時系列に当てはまるのかの予想という面白味もあると言えばある。
それに二つの「翻訳チーム」による同時連載により、ストーリーのバラエティ化も考えられており、新規読者が居つきやすい環境を作っているわけだ。

特徴的なジャーゴンである忍殺語もコミュニティの形成に一役買っている。
ジャーゴンはコミュニティを閉鎖的にする効果もあるといえばあるが、間違った日本語、日本観という間口の広いネタなのでとっつきやすい方なのかもしれない。

そして、広報。連載しているのと同じアカウントで、しつこく何度もログ削除はしないだのどこからでも読めるだの二次創作は明記すれば可だの広報している。
しかもネタを挟んで行われるので楽しんで読める。つまらなければ読者は読まない。
ニンジャスレイヤーのこれからの可能性についての言及も多い。



これらから、ニンジャスレイヤーはネット環境、twitter環境での小説執筆ということに完全に適応しているといえる。
だからこそ商業展開についての不安も募るわけだが、しつこく不安を解消しているし、監修をしっかりするなど今のところ上手くやっているようだ。

成功するにはただ良い物を作るだけではなく、良い売り出し方をするべきということ。
読者の確保という面から考えるとニンジャスレイヤーは革命的に成功しているようだ。
ニンジャスレイヤーの漫画、アニメ、ゲーム、映画化。ありうるのか。どのような形で行われるか、行われるべきなのか。
興味深い現象を引きずる作品である。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2013/02/27(水) 05:36:22|
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