ネット世代の雑評論

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「ニンジャスレイヤー」ドラマCD化の話

ネット世代の雑評論 「ニンジャスレイヤー」書籍三巻まで買って読んだので感想や考察

ニンジャスレイヤー書籍公式サイト
ヤッター! 『ニンジャスレイヤー』のドラマCD発売決定! : Kotaku JAPAN
ドラマCD - Wikipedia
メディアミックス - Wikipedia

情報をまとめると、
1.ニンジャスレイヤーのオーディオドラマCDが発売される。
2.三話分あり、そのうち一話「ベイン・オブ・サーペント」は3/30に発売される書籍4巻の特典に。
3.書籍4巻には特典付きのバージョンが幾つかあるが、本のみの物以外に付く。イラストカードでDL形式。
4.他の二話の発売日は「やや後日」。
5.脚本には「翻訳チーム」による厳しいチェックが入っている。丸投げではない。
6.「君たちもよく知っているベテラーン実力派声優の人々」が揃っている。
7.地の文あり。「イヤーッ!グワーッ!」あり。クローンヤクザは「ザッケンナコラーでスッゾオラー重点」。
8.ツイッター更新は普通に続く。ログ削除とか課金とかは無い。
9.全てのメディアミックスの可能性を「翻訳チーム」は排除しない。

こんなところか。
まあ公式発表である。嘘は書いてないだろうが都合の悪い事は隠しているかもね。
まず厳しいチェックってどれほどのものなのかって話だし。
君たちも良く知っている声優って別に声優の名前とかほとんど知らんし。でもまあ話題作りで変な芸能人持ってくるみたいなのは無いってことだろう。

要するにメディアミックスによる不安を取り除くための発表である。というかほとんどそう書いてあるし。
ニンジャスレイヤーは「翻訳された奇天烈なニンジャ小説」という設定の小説のため、メディアミックスが難しい部類に入ると思う。

実際、メディアミックスでは成功例失敗例数多ある。
小説からのメディアミックス成功例というとスレイヤーズが思い出される。ライトノベルのメディアミックスは最近の流行である。
失敗例というとなんだろう。まあ色々あるだろうが、私の好きな作品では時雨沢恵一のアリソンシリーズを思い出す。

製作費の問題だけでなく、漫画化しやすいアニメ化しやすい映画化しやすいといった作品的特徴も大きい。
スレイヤーズは絵的な表現が似合うタイプなので功を奏したか?
アリソンなどはNHKでやるぶんに残酷描写を避けたり、二つの作品を一つの枠でやったり、色々難しい面があったのかもしれない。


前にも書いたが、ニンジャスレイヤーには可能性がある。しかし小説、文章媒体に依存する技が多い小説でもあり、更に世界観の異様さをうまく描けるかという話もある。

という訳で、「翻訳チーム」、作者の監修は必須であるという事だ。この点はきちんとクリアしているようだ。

そして、まずはオーディオドラマCDという選択も正しい。
小説の文章媒体から追加するのは音だけである。声優の演技や地の文をどうするか、どう表現するか、どう発音するか…… 。
十分に課題は多いが、漫画化ともなるとデザイン設定を一からしなければならない。それはアニメ化(そして映画化?)にも関わる大事な部分であり、簡単には出来ない。じっくりとすべきことである。ニンジャ達全員分のデザインすらまだできていない。公式挿絵作家のわらいなくさんが酷使される。


ドラマCDとアニメの声優が違うと言ったこともよくあるし、まだどうとでもなる段階。

ニンジャスレイヤーはうまく行けば2010年代の所謂サブカルチャーで最も後世語られる作品の一つとなるだろう。それにはメディアミックスの力が必要不可欠である。
今のところ、メディアとの距離感や土台を固める姿勢を鑑みてうまく行っているように思える。今後のニンジャスレイヤーに期待である。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2013/02/23(土) 01:39:11|
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