ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

インターネット探訪「1兆ドルのプラチナイーグルコイン」

「1兆ドルのプラチナイーグルコイン」 by James Hamilton – 道草
「プラチナコインの抜け穴」 by Matthew Yglesias – 道草


要するに、アメリカ財務省はプラチナ貨幣については何ドルのものでも自由に作れるので、一兆ドルプラチナ貨2枚作って債務を払うことができるという話。
いかにも馬鹿げているように見えるが、案外名案かも知れないという。貨幣経済というものの本質を表す。要するに全体から見ればちょっとインフレするというだけなのだ。…… 私は専門家でないので良くわからないが、少なくとも専門家と称する人間が真面目に考えている案の一つではある。


元々このプラチナ貨幣についての規定はコインコレクター向けのコインのためのものである。
額面以上の値段で記念硬貨を売るというアレである。
要するに法律の抜け穴、悪用である。
日本も紙幣、日本銀行券は日本銀行が作るが、硬貨は政府が作る権限持ってるはずだが。たしか10万円金貨とか作って、それが偽造されててんやわんやとかあったっけ。


しかし、この経済的強行策のために作られる可能性のあるプラチナ貨幣。
1兆ドルのプラチナイーグルコイン。凄まじく楽しげな響きである。

歴史上もっとも価値のある貨幣。
天正長大判やウィーン金貨ハーモニー1000オンスなど目ではない。ジンバブエの百兆ジンバブエドルなどとは比べ物にならない価値を持つアメリカの1兆ドル。

一体どのようなものとなるのだろうか。
別に流通させる意味もないし、コレクター向けでもないし、図柄は普通の一オンスプラチナイーグルコインと同じものだろうか。
それもそれで、図柄が変わらないのに1兆ドルということで面白い。
あるいはせっかくだしマスコミ向けにちょっと図柄を変えてみたりするだろうか。
そうなると、コインの王様、化け物コインの図柄という事で何の図柄にするか面白いところであろう。
単純に数字を描くだけというシンプルなのもありだろう。皮肉的な感じもする。

プラチナ自体の量は、便宜上のものであるしきわめて少なくていいのか。
それでも記念硬貨として作られる一番重いプラチナイーグルコイン(1オンスだっけ)より多くするべきか。



こういう例外的なものは大体において面白い。
貨幣経済、額面、価格。ある意味でそれは架空のものである。実際に価値というものが物質的に存在しているわけではない。
だからこそ、こういう極端なものが実際に形をとった場合どうなるかというのは非常に楽しげな感じがする。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2013/01/09(水) 20:56:22|
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