ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

「激辛」の極限

意外に激辛関係の記事書いてなかったので書く。ちなみに私はそこまでではない。


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辛味 - Wikipedia
ホットソース - Wikipedia
デスソースとは (デスソースとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
ブレアの午前6時とは (ブレアノゴゼンロクジとは) [単語記事] - ニコニコ大百科


辛さ。ピザにタバスコソースが付いていたりするが、アレだって苦手な人は少しでもダメである。
辛味は痛覚の一種とされ、五基本味、苦味、酸味、甘味、塩味、旨味の中に入らない。
しかし、マニアは過剰なまでにそれを求める。

辛味にも色々ある。
ワサビなどの、所謂「ツーンとくる辛さ」、これはアリル化合物の辛味である。
ショウガや山椒などの発汗と清涼感をもたらす辛味。ショウガオールなどの辛味である。
そしてトウガラシなどの体を温め発汗を促す「ヒリヒリする辛さ」。カプサイシンやコショウの辛味成分ピペリンによるもの。

この記事ではカプサイシンの辛味について語る。


まず、辛味を計る単位がある。スコヴィル値である。
辛みを感じなくなるまで砂糖水で薄めた時の希釈倍率という定義らしいが、最近は単純にカプサイシン量で計るらしい。

日本で一般的に売られている「タバスコ ペパーソース」は2,500~5,000スコヴィルである。
たまに見かける「タバスコ ハバネロソース」は7,000~8,000スコヴィルでおおまかにいって2倍くらいの辛さということである。


緑色のトウガラシ、ハラペーニョは2,500~8,000スコヴィル。
カイエン・ペッパーやタバスコの原料であるタバスコ・ペッパーは30,000~50,000スコヴィル。
能鷹唐辛子は100,000~125,000スコヴィル。
あのハバネロは100,000~350,000スコヴィル。
2007年に世界一辛いとギネス認定されたトウガラシ、ブート・ジョロキアは1,001,304スコヴィルと計測された。
今ではもっと辛い品種もあり、トリニダード・スコーピオン・ブッチ・Tは1,463,700スコヴィルだとか。


タバスコよりも辛いソースは、実はたくさんある。
例えばブレア社のデスソースシリーズ
オリジナルデスソース :10,000スコヴィル
ピュアデスソース ウィズジョロキア :35,000スコヴィル
アフターデスソース :50,000スコヴィル
サドンデスソース :100,000スコヴィル
メガデスソース :770,000スコヴィル
ウルトラデスソース :1,173,000スコヴィル

比較的日本でもよく見るがサドンデスソース以上のものは正規輸入されていない。


Ashiley FoodsのMad Dogシリーズ
Mad Dog Inferno Reserve :150,000スコヴィル
Mad Dog 357 :357,000スコヴィル
Mad Dog 357 Ghost Pepper Edition :550,000スコヴィル
Mad Dog 357 Collector's Edition :600,000スコヴィル
Mad Dog 357 Silver Collector's Edition :750,000スコヴィル
Mad Dog's REVENGE :1,000,000スコヴィル
Mad Dog Midnight Special 22 :2,000,000スコヴィル
Mad Dog 38 Special :3,000,000スコヴィル
Mad Dog 44 Magnum :4,000,000スコヴィル
Mad Dog 357 PEPPER EXTRACT :5,000,000スコヴィル

狂犬シリーズ。このあたりを愛用する人間は真の激辛マニアである。幅はちゃんと確保されている。


Original Juan Specialty FoodsのThe Source :7,100,000スコヴィル

調味料のソース(sauce)ではなく、源という意味のソース(source)。購入規約がある。


中々のインフレ具合である。
ちなみに元のトウガラシより辛いものも多い。抽出しているのだ。




そして行き着く所まで行くとこうなる。

純粋カプサイシン結晶 :16,000,000スコヴィル

なんと売っている(WDSC 16MS)。もはや普通に毒物である。実験試薬染みた入れ物に入っている。




結局の話、究極・極限というのはナンセンスなのだ。
実際カプサイシンを多く使う国では胃ガンが多いという。
カプサイシンによる痛みを抑えるための脳内麻薬の中毒ともいえよう。

しかし狂気の中にのみある楽しさもある。
刺激の無い日常を過ごす毒に対する薬となりうるかもしれない。
なんにせよ、需要がある以上供給はあるのだ。



この記事書くためにちょっと調べていたのだが、純粋な化合物ごとのスコヴィル値もあるのね。どうやって計ってるのか知らんけど。Wikipedia調べだし嘘かもだけど。
カプサイシン、ジヒドロカプサイシン :16,000,000スコヴィル
ノニバミド :9,200,000スコヴィル
ノルジヒドロカプサイシン :9,100,000スコヴィル
ホモジヒドロカプサイシン、ホモカプサイシン :8,600,000スコヴィル
(6)-ショウガオール :160,000スコヴィル
ピペリン :100,000スコヴィル
(6)-ジンゲロール :60,000スコヴィル

へー。コショウの辛味成分抽出したらサドンデスソースぐらいになるのか。
一応、刺激する人体の受容体は同じ(?)だからその辺で比較したのかな?


数値があれば比較したくなるのが人間。
序列こそ社会を作る源である。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2012/11/12(月) 05:05:25|
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