東方茨歌仙 Wild and horned hermit. 第13話「河を捨てた河童」の感想や考察など。
第一話「片腕有角の仙人」感想第二話「意図的に捨てられた技術と地獄」感想第三話「罪人の金鉱床」感想第四話「信仰の人工湖」感想第五話「仙人の本分」感想↑ここまで単行本一巻に収録
第六話 「雷の持つ見えない毒」感想第七話 「本物の福の神」感想第八話 「狐の奸計」感想第九話 「新旧の妖怪」感想第十話 「帚木の別天地」感想↑ここまで単行本二巻に収録
第十一話 「運松庵の太公望」感想第十二話 「死神のお迎え」感想単行本第一巻の雑誌収録してないところとかの感想。単行本第一巻の総合的感想・考察単行本第二巻の総合的感想・考察いつも通りあらすじから。
季節は夏。カラー。華扇が歩いている。
猛スピードでどこかに走り去る狸たちを目にする華扇。少し驚いて呆然としている。
ここでタイトル。華扇が道を歩きながら振り返る様子。生い茂る緑の木々と木漏れ日が美しい。
博麗神社。野生動物の様子がおかしい事を霊夢と魔理沙に話す華扇。
猟師の仕業だとしたらずいぶんと素人である。
華扇が山で調査していたところ、鉄砲の音が聞こえた。
再び博麗神社。
山童(ヤマワロ)が急に増えたことが小動物が驚いた要因だと華扇は言う。
山童は動物と仲が良いはずで、霊夢も余り見たことがないが、前回河童の住処があらされたときに河を捨てて山に篭った河童が山童となったらしい。
山童は河童の服を迷彩服にしたりした感じ。
動物が逃げる理由は山童たちがサバイバルゲームをしているから。
山で水が足りなくなったからルールに則ったゲームで奪い合いしているらしい。河に戻ればいいのだが、河を捨てた河童には捨てたなりのプライドがあるとか何とかで戻らないらしい。サバイバルゲームに使ったいる鉄砲の音g動物達を脅かしている、ようだ。
霊夢は人間に迷惑がかかっていないので何とも思っていないらしい。
華扇は動物達が迷惑している事を気にかけている。
恐らく華扇の道場。大鷲(竿打?)の報告では、小動物は山童から逃げているのではなく、それどころか山童たちは鉄砲を一切使用していないという。
妖怪の山の森?華扇が調べている。霊夢が現れる。人間の怪我人が出たので退治に来たという。鉄砲の流れ弾であるとか。霊夢はこれで堂々と退治できると意気揚々。
場面はまた変わり、博麗神社。山童退治はうまくいかなかった。魔理沙が笑っている。
山童たちは鉄砲を使っていない。
回想:山童「我々はひっそりと楽しんでいるだけだし邪魔をするな」
霊夢は悔しがっている。誰が撃ったのかは判らずじまいだという。
舞台は山、サバイバルゲームをする山童たち。
手裏剣で狙撃したり囮を使ったりして満喫しているようだ。
茂みから音がする。敵襲(エンカウント)かと思い身構える山童だが……
銃声。
博麗神社。また被害が出たらしい。落ち込む霊夢。
猟師の誤認かもと言う華扇。
霊夢「人間が人間を傷つけたとあったら もう私の出る幕じゃ…」
魔理沙が、今度はサバイバルゲームをしていた山童が撃たれたという情報を持ってくる。
霊夢は更に混乱するが、華扇は犯人の見当が付いたらしく、霊夢に撃たれた人間の居場所を聞く。
人里。華扇。
肩の傷は咬傷。獣か何かに噛まれた傷で、鉄砲による被害ではない。
なぜ鉄砲で撃たれたと勘違いされるか。
鉄砲の音がして、攻撃された時目に見えていないということ。
団子屋で団子を買う華扇。
華扇「…これは妖怪野鉄砲の仕業!」イメージ映像か、探偵(というかミルキーホームズ?)っぽい格好の華扇。
夜の森。狸(マミ)と話す華扇。
野鉄砲は年老いたマミが変化することがある妖怪で、出会い頭目つぶしを鉄砲のように発射し獲物を攻撃する。
山童たちのサバイバルゲームに触発されて半妖怪化したらしい。
人間を攻撃し血の味を知ったのはルール違反だと華扇は言う。バレれば討伐隊が組まれる。
華扇は山の動物達を正しい方向へ導くという。
後日。博麗神社、著しく憤慨している様子の霊夢。
鉄砲で撃たれた人の元にお詫びの品が届いたらしい。先の発言と異なる、騙されたと感じて霊夢は怒っているようだ。
魔理沙は山童が撃たれたと騒いでいた事を疑問に思う。取り繕う華扇。
華扇はマミ達に、山童の姿に化けてお詫びの品を持って行かせたらしい。
その後、マミたちが妖怪化しないように指導している。それでも妖怪化したならば華扇の元に来るように言い残している。
華扇「我ながら良い仕事をしたわ」。自画自賛。
霊夢「さて そろそろ出かけようかな」準備体操をしている。
華扇「え 何処にですか?」。
霊夢「決まってるじゃない 山童討伐によ! あの嘘吐きどもを全滅させないと気が済まないわ」
マジギレ霊夢。
華扇「…まあ それも良いでしょう でも程々にね」焦る華扇。
Febri Vol.14へ続く
あらすじ終わり。河童について(山童だけど)踏み込んできた。それと同時に狸にも関連させている。マミゾウと藍がぶつかる日も近いか。霊夢の巫女としてのあり方と言うテーマも含んでいる。舞台転換が多く中々要素が多い回であった。
登場キャラ紹介。登場順ね。
茨華仙(茨木華扇)
東方茨歌仙の主人公。鬼っぽい仙人みたいな。
動物愛護の精神を持っている。妖怪化もまたよくない事らしい。
結構誤魔化したりとかそういう浅薄な作戦が多いよね。鬼で仙人なのに。鬼は嘘を嫌うとか萃香は言ってるのに。その辺が大罪人たる所以かな?
結構推理能力に長ける。流石に人間の少女な霊夢や魔理沙とは違う。華扇ホームズ。
団子はお気に入りらしい。
今月の名台詞
「我ながら良い仕事をしたわ」
ドヤ顔で自画自賛。霊夢はブチギレ中。
博麗霊夢
東方projectの主人公。博麗神社の巫女で妖怪退治を生業としている。
非常に感情豊かに活躍する。里の人間に被害が無いと妖怪退治として動けない?動物はどうでもいいと思っているのかもしれない。
人間同士の争いは霊夢の出る幕ではないらしい。珍しく弱気顔を見せた。
妖怪退治をしようとする描写が多いが本当はどうなのだろうか。
山童のコスプレ物まねとか色々可愛い。そして切れた霊夢は怖い。
今月の名台詞
「人間に被害を出したから堂々と退治できるね」
お題目が重要です。
霧雨魔理沙
東方projectの副主人公。普通の魔法使い、らしい。
……よくコマに移る割に何もやっていない。上のあらすじに魔理沙の文字が少ないが、結構コマには出ている。何もしてないので書く事がないだけである。
東方茨歌仙の定番の展開として、霊夢と華扇が会話しているところに魔理沙が「大変だ!」と押しかけてくるのがある。これは霊夢と華扇以外じゃないと出来ないから魔理沙がやっているという感じで非常に舞台装置的役割である。
山童が撃たれたという情報を持ってきたが、山童に直接聞いたのだろうか。妖怪との仲はいいのだろうか。コミュ力って奴か。霊夢には無さそうだけど、それはそれとして霊夢は強い妖怪に人気がある。
今月の名台詞
「その様子だと山童退治はうまくいかなかったみたいだな」
霊夢と魔理沙は仲が良い。煽り合える仲。
山童
山に移った河童、らしい。
Wikipediaによると、西日本の妖怪らしい。幻想郷は長野県っぽい、東日本なイメージなので、これまで少なかった理由はその辺か。
でも新米の山童なので水が足らない。だからサバイバルゲームで奪い合う。うむ。
なぜか日本刀や手裏剣でサバイバルゲームをする。なぜ銃を使わない。河童の技術があるくせに。技術水準によって不公平になるから?
キャラデザは三種ほど。これまで出てきたモブ河童が山童となったと思しきものも。実際には結構な数(確認できる範囲で8名は)が山童となっている。
かなり口の悪い、リーダー格かもしれない山童がいる。
人間のモブ
顔は描かれていない。ここまでいくとキャラというのも厳しい。
団子屋
一応第七回に出た団子屋と同一?正面の蕎麦屋に(福の神が来て)客が取られ、ぼやいていて雰囲気が悪かったが、華扇は気に入ったようだ。夏季限定冷やし団子。うまいのか?
マミ(野鉄砲)
東方茨歌仙では動物形態の妖怪も結構出るよね。妖怪として強くなると人間形態が取れるのかな?
結構マスコットぬいぐるみ的な描き方がなされている。華扇に脅されて更正の道へ。人間の血の味を忘れられるだろうか。
山童のサバイバルゲームに当てられて半妖怪化したが、人間一人倒せないぐらいの強さ。まあそんなものだろう。
こんなところ。結構登場キャラは少ない。原作からの再登場キャラもいない。結構純粋な東方茨歌仙という事か。河童に狸に華扇達。それと団子屋。
全体の感想。
タイトルページが美しい。色合いとか。流石あずまあや先生。
舞台がコロコロ変わり展開が早い。一話で完結する話だからね。
この回でメインキャラクターの行動基準が明確にされたような気もする。華扇は仙人としての善行、霊夢は巫女としての仕事、魔理沙は興味本位。
感情表現がかなり多彩で見ていて楽しかった。特に霊夢。華扇を喰うほどの活躍。それでも華扇が物語を動かしているのはさすが主人公。一応華扇と霊夢の二大主人公なのかな?
山童、河童たちの生活も興味深い。黒髪ショートヘアの河童はにとりに次いで出ているか。にとりは山童にはならなかったらしい。
サバイバルゲームはかなり楽しげ。手裏剣でスナイパーとは流石妖怪。スペックが違う。河童って日本刀も作れるのかね。日本刀と言うとどちらかと言うと狐な印象だが。
霊夢がマジギレで終了後襲い掛かってくる訳だが大丈夫だろうか。
全体的にキャラが生き生きしているように感じられた。その代り設定的には、少なくとも表立って重要な情報が無かったのでその点が少し不満。
ここから全体の確認と考察。
何度も書いてる気がするが、やはり現実時間と季節はリンクしている。蝉鳴く夏。
霊夢の年はサザエさん時空で。
河童が河を捨てて山に住むから山童。わかりやすい。
マミ。野鉄砲の音とかどう出してるの?半妖怪と動物の境はどうなっているのか。人間やって初めて妖怪となるんじゃなくて?山童のサバイバルゲームに煽られた時点で半妖怪化しているのだろうか。それともマミという時点で狸的妖術使えるの?その時点で妖怪じゃね?知性とかはどうなっているのやら。
住処をあらされて、山に逃げて山童になる。帰ればいいのに山童やってるのはプライドと言うより遊びらしいが。というか山童になったら服装も変わるのか。一応保護色=迷彩服にしたり、靴とかも変えてるが。
というか制服みたいなものなのか?
サバイバルゲーム。スペルカードルール以外の決闘法なのかもしれない。妖怪と人間では出来ないのかもだけど。
というか、この山童は正式な山童なのか。水が足りなくなってるらしいが。まあ山童と言い張る事で山童となるのかもしれない。その辺は京極夏彦っぽい妖怪解釈があるのかも。
霊夢が、被害が出続けているのに手をこまねいている状況でどんよりしているのは義務感か何かだろうか。
存在意義?その辺に霊夢の霊夢たるところがあるのか。里の人間から突かれている。里の人間が博麗神社に来る事も妖怪退治関連では良くあるのか。
咬傷を鉄砲傷と間違えるのはどうなんだろう。鉄砲の音がしたといっても。
河童の特殊銃弾とても思ったのか?
華扇は妖怪知識に長けている。長生きしてるだけはある。長生きしてるんだよね?
マミと狸ってどう違うの?なんかその辺で裁判があった気もするが。
人間の血の味。妖怪には依存性があるの?飲んだら妖怪になって依存性が出るってややこしいな。
討伐隊。アレ?霊夢は?妖怪退治は霊夢だけの専売特許ではないのか。それとも霊夢を含む数人を討伐隊と呼ぶのか?霊夢は退治退治といっても退治してないからなあ。実際。最近良く突っ込まれてる気がするが。
その辺の話も決着がつくのか。ついたら書きにくくなる気もするが。
茨歌仙全体のストーリーとしては進展はないようだが、ストーリーの方向付けが明確になった印象。
河童、山童、マミ。注目される妖怪に華扇や霊夢の行動。
物語はどのような結末を迎えるのか。単行本は三巻で納まるのか。他に誰が出るのか。
そろそろコミケ。東方界隈も盛り上がっている。ラジオでも少しイザナギ物質の話してたみたいだし。
東方関係により一層注目して生きたい。
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テーマ:東方 - ジャンル:サブカル
- 2012/07/26(木) 00:31:16|
- 東方
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| コメント:3
> >討伐隊
>
> 求聞史紀あたりに書いてあったような気がしますけど、妖怪退治を生業にしている人間はそれなりにいるみたいですよ。
> さすがに大きな異変に関しては霊夢の管轄でしょうが、今回ぐらいの事件についてはそういった人達が対応してたりするんじゃないかなと。
そんなこと書いてあったような気もしますね。霊夢はあくまでスペシャリストという位置づけなんでしょうか。
どのぐらいまでなら退治できるんでしょうね。美鈴ぐらいでしょうか。
まあ仙人とかならそれなりにいますし、人間の里もそれなりの戦力を有しているということですかね。
妹紅とか慧音は実際人間の里に属していると考えてよいのでしょうか。妹紅なら霊夢より強そうですが。
討伐隊の場合スペルカードルールとはいかないんでしょうかね。
- 2012/07/27(金) 22:25:10 |
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