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この惑星で最も成功した生物「ナンキョクオキアミ」

ナンキョクオキアミ - Wikipedia


「この惑星で最も成功した生物」、大層な響きだがこの基準の無い問いに何を思い浮かべるだろうか?

まず安易に思い浮かぶのは人間だろうか。霊長類、万物の霊長に立つ存在と自負する二足歩行の獣は木々を切り倒し自分の都合のいいように自然環境を改変しつくし、ついには自分の住む惑星を百回破壊しつくせるだけの爆弾を作り上げた。
とはいえ、たかだか100億にも満たない個体数だともいえる。

そういう言い方では幾度となく発生する大量絶滅を切り抜け続け世界中のあらゆる環境に適応し存在する昆虫の類のほうが成功しているとも考えられる。
数はもちろん種類も豊富。

その考え方を推し進めていくならば細菌など微生物の類のほうが多く存在するか?ヤクルト一本に何億のビフィズス菌だっけ?
とはいえそこまでいくと今度は小さすぎるんじゃないかという話になってくる。

そういった観点から、バイオマス、生物の合計質量、でいうとナンキョクオキアミが最も成功した動物、ということになるらしい。


ナンキョクオキアミ、南極沖醤蝦。南極海に棲むオキアミである。聞いたことが無いという人の方が多いだろうか。
オキアミはエビに似た甲殻類で、プランクトン(浮遊生物)とネクトン(遊泳生物)の間ぐらいの遊泳能力を持つ。植物プランクトンを食べる。
ナンキョクオキアミは体長6cm重さ2gまで成長する。バイオマスは約5億トン。どれだけ大量にいるかわかるだろうか。
動物としては特徴的なこととして、飢餓時に脱皮して大きさが小さくなることがある。低栄養状態への適応という事だろう。また、生物発光もこなせる「光るエビ」だ。

その極端な多さから南極海では生態系の中心的な存在である。ヒゲクジラやアザラシ、イカ、コオリウオ、ペンギン、アホウドリなどの食料となっている。
人間もオキアミ漁業によって大量に捕獲し養殖漁業における飼料や釣り餌に使っている。人間の食べ物としては魚肉ソーセージなどの加工食品に用いられることも。



人間の間でさえ最も成功した人間というのはわからないものだ。ましてや生物となれば様々な候補が上がり得る。
その中で上がり得る生物はやはり重大な意味を持った生物だという事。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2020/01/31(金) 01:23:01|
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