ネット世代の雑評論

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Wikipedia探訪「競駝」

Wikipedia - 競駝


競駝(けいだ)。競馬は馬による競争。競輪は自転車による競争。競艇はモーターボートによる競争。
では競駝は?ラクダ(駱駝)による競争である。
なかなか駱駝という文字は出てこないがこうして揃った表記にする場合必要なものである。昔、蛇行と聞いてナンバ歩きの事かなと一瞬勘違いしたことがあるがそれはだく足歩行(諾足歩行)=側対歩のことである。まあ駝と蛇、漢字のつくりが同じだから音読みも同じというアレだが。
側対歩の方が体の捻りがない分エネルギー消費が少ないという。ラクダが砂漠を長距離旅できるのはその辺もあるのだろうか。

競駝はアラビア半島やオーストラリアで盛んである。ラクダにはヒトコブラクダとフタコブラクダがいる訳だがこの場合足の速いヒトコブラクダということになる。
競馬よりも距離の長いレースになる場合が多く、砂漠でのコースということになる。砂漠の国々の文化的象徴という訳だ。

ラクダと言うと、ポルトガル語で書かれたブラジルの大ベストセラー小説アルケミストで主人公がサハラを横断する時ラクダ乗り達のキャラバンについていったのを思い出す。砂漠の民とラクダとの結び付きが想われる。

競駝、大いに結構な文化なのだが一つ構造的な問題がある。
競馬でもそうなのだが、基本的に騎手は軽い方が速く走れる。競馬でもジョッキーが落馬した馬が他のどの馬よりも早くゴールするということがたまにある。ならば軽ければそれでいいのかというとそういう訳でもなく様々な技量が必要とされる。熟達の業が必要なのだ。
競駝の問題はラクダに最高速を出させるのにほとんど技術はいらないということ。なので軽ければ軽いほどいいので4~6歳児を騎手にするのが適任という事になってしまう。
これは児童労働の観点から大きな問題となっている。競駝騎手の人身売買といったこともかなり起きているようだ。そういうこともあるので最近は騎手に年齢制限を設けたりもなされている。ロボットジョッキーなんかも試されてるとか。
中には競駝の騎手から競馬の騎手になった人もいる。児童の頃から一端の選手であった訳だ。


騎乗動物というと馬ばかり思い浮かぶがラクダなんかも場所によってはかなり重要な存在だったという事。駱駝騎兵、ラクダに乗った騎兵なんかも存在してたしね。まあ象兵なんかもいる訳だしいうほど変な存在でもないが意識はされてない気がする。

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2019/03/27(水) 23:05:26|
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