ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

2月に買った本の感想と3月に買うの本の紹介

1月~2月のはこちら

毎月恒例の書籍感想紹介記事。まあ買うと決めて買った本の中で乾燥書きたいと思った本しか書かないけど。本とはもっと色々買ってるけど新刊じゃないから。
紹介は買う可能性のある本全部。
漫画とラノベ以外は新刊追ってないから書いてない。見かけたら買う場合もあるけど。

一応新刊本は、漫画はGALBO.jpから、ライトノベルはラノベの杜から確認している。

そういえば関係ないけどモノポール作れるとかなんとかそういうニュースあったけど、理論的にモノポールとみなす考え方、ぐらいのアレらしいね。SFの足場がまた崩れるかと思ったが、そんなでもない。
本当に関係ない話。

アマゾンリンクとかは無いから気になったらググッてね。



ではスタート。
2月に買った本感想。
2012年2月1日
HJ文庫 僕の妹は漢字が読める3 かじいたかし 皆村春樹

前に感想記事書いたけど、結構ストーリーとしても読めるようになってるし、気が狂ったような23世紀設定描写も興味深い。それなりに深いテーマもあり、まさにこの本の文学論的テーマに合致して、ラノベ的かつ文学的な内容が楽しめる。
メタだよねえ。まあ深いこと考えなくても23世紀の日常描写で笑えるので問題は無い。
オススメはしにくいが、マニアは好むタイプかも。ラノベマニア。ライトなのにマニアとか、なんか違和感があるけど。


2012年2月9日
講談社 怪物王女 17 光永 康則

バトル描写の豪快さもいいが、合間合間に挟まれる不思議な話も作者の特色。
元ネタからして怪物君意識しているのだが、藤子先生の血を引いてるよね。
ジャンプの血、コロコロの血、ガロの血、荒木の血……漫画家にも系譜はある。様々な意味で。


2012年2月20日
秋田書店 フランケン・ふらん 8 木々津 克久

エログロ萌えの三か条をフルに盛り込んだまさにチャンピオンREDといった作品だったが、連載終了の運びに。
どっかのサイトで見た、主人公のフランが腕を4本にして手術しているコマに惚れて私は一巻を衝動買いしたんだよね。白衣を着る異形。
物語としては実はこの人も藤子先生的な起承転結で成り立っている。そういう誰でもわかる筋でエログロ萌えが描かれるからインパクトがあるのかな?
外科手術は体を引き裂くという行為にもかかわらず医療、治癒、与える人間に利するものである。その虚無性がフランケンシュタインの怪物を生んだのか。
人間のエゴを濃密に描く。一話完結ものだしそろそろネタ切れだった?ああ、じゃあ円満完結なの?
不変のキャラクター像を描く作品は物語が終了してはならないか。そう考えると、何も解決しないラストも当然か。
生命を機械のように描き、人間を人間として描いた。生命の本質に迫る作風は緊張感を生み出し、一話一話を珠玉の作品とした。
心に残る名作として完結。あえてオススメは出来ないが、買う価値は十二分にある。


2012年2月23日
メディアファクトリー まりあ†ほりっく 9 遠藤 海成

ギャグ漫画として私の脳内順位ではTOPに位置する漫画。いや、少なくともいま連載している作品中で最も笑える作品ではないか。
まあこういうのは感性なのだが、笑いの本質は脳が理解を拒絶する事、つまり思考の飛躍が笑いへと結びつく。とはいえ地盤がなければシュールレアリスムやナンセンスとなり、それはそれでいいのだがまた違う。
つまり変態ギャグ漫画とは、例えばキャラが理解できる性質、変態性というものを基盤としての理解を超えるか超えないかの範疇の逸脱をこなす事が笑いとなるのではないか。
……まあやりすぎなパロディもあったけど。たまに入れるから腹筋が崩壊する。
百合漫画ではない。ただ主人公のかなこがレズビアンの変態なだけである。
オススメ。女の主人公が虐げられるのは女性作家じゃないと描けないよね。社会的に?



2月はこんなもん。
3月買う本の紹介に移る。

2012年3月1日
(角川スニーカー文庫Another (上) 綾辻行人 いとうのいぢ)
(角川スニーカー文庫Another (下) 綾辻行人 いとうのいぢ)

なんかアニメでやってるよね?角川スニーカーということは新しく文庫化的な?
学校で死人がたくさん出る話。たぶん。
のいぢが絵か。まあ絵の良し悪しはあまりわからないんだけど。


2012年3月2日
集英社 黒子のバスケ 16 藤巻 忠俊

黒子。青峰戦終わってちょっとするぐらいか。キセキの世代と言う5人+αだけが超能力染みた強さのバスケ漫画。キセキの世代の強さの表現が凄い。
で、紫原どうなんかね?攻撃の名手と防御の名手を決勝戦でも無いのに同じチームに入れると機能不全を起こ差ざるを得ないのか?キセキらしい活躍に期待。


2012年3月10日
◆電撃文庫 ゴールデンタイム 4 裏腹なるdon't look back 竹宮ゆゆこ 駒都えーじ
(◆電撃文庫 アイドライジング! (4) 広沢サカキ CUTEG)

ゴールデンタイム。略してゴンタ。記憶喪失男が大学で恋をする話。記憶喪失以前の人格と以後の人格で恋している相手が違うのが恋愛関係図を上手く複雑化させて面白い。
ゆゆこはシリアスに恋愛を書くよね。流石女性作家とも思う。読んでいて引き込まれる実力派。

アイドライジング。格闘技ものなのかね?最近の電撃文庫の新作では中々面白い。
キャラがいいのかな?アイドル達が戦うっていうけどリョナではないんだよなあ。あんまり。


2012年3月19日
集英社 ねじまきカギュー 4 中山 敦支

こっちはリョナどころではなく少女達の戦いを濃密に描く恋愛バトル漫画。私が読んでいる連載中の漫画で最も面白いと感じている漫画。連載中という言葉を抜いてもいいかもしれない。
新展開でマブルゥ編?バトル漫画の王道、強さの表現の上手さにキャラ立ての強烈さ、暴走気味の速度のストーリー展開。非常に鮮烈な印象を与える作品。
とにかく読んだほうがいいよ。ちょっと絵が個性的だけど、これは漫画として必要な表現だろう。創作作品にとってリアリティは必須では無い。それ以上のものがこの作品にはある。


2012年3月21日
角川書店 東方三月精 Oriental Sacred Place 3 比良坂 真琴

ああ、三月精もこれで終わりだっけ?次回作も準備済みらしいけど。
妖精の目線から見た東方世界、幻想郷。これは作品を描くのに必須であったといっていいだろう。
人は立場により見えるものは全く異なる。幻想郷の日常を描いたこの作品は表面に現れている以上に東方界隈に影響を与えた。
次回作はなんだろう。妖怪目線?どこの妖怪?


2012年3月23日
講談社 もやしもん 11 石川 雅之

なんか選挙やってたっけ?農学関係やりつくしたから薀蓄漫画としてではなく、その中で生まれたキャラを生かす事をしたのか。
個人的には微妙だったけど。もっと薀蓄やって欲しい。


2012年3月24日
エンターブレイン あかねこの悪魔 4 竹本 泉
スクウェア・エニックス 咲-Saki- 9 小林 立

あかねこの悪魔なんか延期して3月になったらしいね。延期理由は不明だけど。
聖林檎楽園学園の第二図書館。何が起こってもいい舞台で、さらに本の中に赴く。根本的に何をしてもいい環境じゃないと長続きしないのか。その割にはスタイルは変わらないけど。変わらないから世界観を変えなきゃいけないのか?作品世界設定も同じにしちゃってるし、面倒なのかな?

咲。超麻雀漫画。オカルトどころじゃない。まあでもムダヅモほどではないけど。その按配が重要なのかな。黒子のバスケと同じ。
オカルトはありえないからこそ魅力なのか。


2012年3月27日
一迅社 東方茨歌仙 ~Wild and Horned Hermit. 2 あずま あや
芳文社 ながるるるるるこ 竹本 泉

茨歌仙も2巻が出る。修正箇所とかは他の人に任せて、私は気ままに感想を書くかな?
まあその時になってから決めるか。
Wikipediaによると、

あらすじ [編集]

仙人である茨華仙(茨木華扇)が幻想郷の人間を正そうと奮闘するが成功しない。

非常に簡潔で的を得ている。


るるるこ。竹本泉の本が二冊出て、東方の本が三冊出る。神主も竹本泉の影響大きいからなあ。先人の影響は多岐にわたるということ。東方もまた影響大きいけど。
るるるこはSF。最近SFも珍しくなったけど、まあ竹本泉先生は古い人なので容赦の無い古典宇宙SF。ワープ!ビーム!超能力!SFはサイエンスフィクションなのだけれど、これをサイエンスというのはもはやナンセンス。本質的にはファンタジーの一分類なのか?


2012年3月31日
一迅社 東方求聞口授 ~Symposium of Post-mysticism. (仮) ZUN

出るらしいね。宗教関連の三勢力の話し合いを描くとか何とか。つまり宗教の流れのピリオド。風神録から東方プロジェクトとして作品を超えたストーリーの流れがあったけど、その終止符として、ストーリーに大きく関わる作品。
非常に期待している。次回作ともどう関わるか。注目。



来月は東方三書籍+キャラメルFebri、竹本泉二作品、ねじまきカギュー、ゴールデンタイム、黒子のバスケ……
これを豊作といわずに何を豊作と言うべきか。

施川ユウキの十二月生まれの少年とかも買ったけど、まあ書いていない。
施川ユウキは作品の最終回が秀逸だよね。いつも心を揺さぶる仕掛けがある。
まあ無い作品もあるけど。まあギャグ漫画描きだしそんな事余り考える必要がないのも確かか。

最終回に定評のある漫画家。
つまりしょっちゅう連載が終わる作家じゃないとダメなんだけど、たしかにいるよね。ほるま・りん先生とか。

テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2012/02/29(水) 03:40:29|
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