ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

SCP財団、いつの間にかサメ殴りセンターが正式な要注意団体入りしていた件について

SCP財団 要注意団体
アニヲタWiki(仮) サメ殴りセンター(SCP Foundation)


マ?



SCP財団、についての説明はもういいかなという感じもあるが一応しておくと、
英語圏発の怪奇創作サイトで世界中には様々な「異常」が存在しそれを財団と呼ばれる組織が収集し人々の目から覆い隠しているという世界観となっている。

それぞれのメンバーが自由に記事を作り、投票制度で悪くなければそのまま記事として定着する。主要な記事であるSCPオブジェクトの記事は現時点で4000を軽く超えている。

財団は世界に存在する異常を「SCPオブジェクト」として確保し閉じ込めている訳だが、財団以外にも異常に関わる組織は多くあり、それを要注意団体(Groups Of Interest)と呼ばれる。
異常を破壊することで世界を守る世界オカルト連合、異常物品を売買するマーシャル・カーター&ダーク株式会社、子供向けに異常な玩具を作るワンダーテインメント博士、異常存在達の組織蛇の手、等々様々である。

SCPとは特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)の頭文字な訳だが、メタ的にはその異常物品そのものを指す場合もある。
そのSCPは~という会話はよく見られる。
で、ミスタイプでSPCと書いてしまう場合がよくある。
そうすると「Shark Punching Center(サメ殴りセンター)の話なんてしてないだろ」とか煽られる訳だ。

そうしたネタのなかでサメ殴りセンターのネタは増えてゆき、ジョーク記事が書かれ、サメ殴りセンター用のページが作られ、Taleでアホみたいな活動内容を見せつけたりした。
異常な(あるいは異常ではない)鮫科存在に対抗するために殴る。そういう奇妙で不可解な脳筋的な組織が構築されていった。
確かに現実のサメも鼻先に神経が集中してるとかで上手く殴れば撃退できるとも聞かなくもないが……
簡単に人を殺すどころか世界を滅ぼしかねない異常存在を相手に徒手空拳で挑むというナンセンスさは中々笑える。

サメ映画というB級映画のジャンルがある。まあジョーズの系譜に位置する訳だが、様々なサメが様々な能力を発揮して人々に襲い掛かる様はなるほどSCPっぽいところはある。そういった意味でかなり合致したとも言えよう。ゾンビは映画界の人気者だがサメもまた負けていない。まあゾンビよりもさらに色物感があるが。

財団のパロディ的な存在としての異様な存在感が人気を博したようで、SCPオブジェクト記事本編にもその存在を示唆するような(あえてサメ殴りセンターとは書かれていなくても)記事も幾つか増えてきた。
事ここに至って、2019年3月にはついに正式に要注意団体として認定されてしまった。ある並行宇宙における財団にあたる組織、という具合になるようだ。

いつのまにかSCP財団ロゴ風のアイコンも作られているしその勢いは衰えることを知らない。


嘘から出たまことという訳でもないが、冗談も突き詰めていけば一つの形に成ってしまうということ。
究極的には冗談も真面目に解釈する余地が残っているというか?まあ怪奇創作っつってもホラーばっかりのサイトでもないしなあ。ジョークが溢れ出て冗談ではなくなった?
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  1. 2019/05/30(木) 02:04:04|
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インターネット探訪「【世界】国の歴史の長さに対応した考古学的発見をした時のリアクション【ポーランドボール】」

【世界】国の歴史の長さに対応した考古学的発見をした時のリアクション【ポーランドボール】 ポーランドボール 翻訳


ポーランドボール、国旗の柄を描いたボールをそれぞれの国を表すキャラクターとしてエスニックジョーク、民族性を皮肉って笑う文化である。
主人公(?)はポーランドなのでポーランドボール。

まあ結構色々あるし、前にも1、2回程紹介した気もしないでもないがそれはそれとして中々面白いのがあったので。


なるほど、歴史が古い国家ほど歴史についてぞんざいな扱いになっていく。
日本とかでも土木業者が建設予定地から歴史的遺物が見つかっても壊して埋めるとかするしね。古墳も壊すし。

そして最古の歴史を持つイラク、メソポタミア文明発祥の地ではもはや、という話。
確かにあそこもエジプトみたいに歴史をウリにして観光立国してもいいようなもんなのにもうなんというかロクでもないことなってるようだし。
エジプトだってアホみたいに遺物が見つかるからカイロ博物館では山積みになってるんだっけ?

国家情勢とかで一概には言えないが、歴史が少なく貴重な場所ほど歴史が尊重されるというのはありえそうな話ではある。
まあ、この場合の歴史とは史=文献資料がある、文明的遺産があるという具合ではあるが。

メソアメリカの文明とかアフリカの文明とかはあまり顧みられないし研究もいうほど進んでないよね。これがまた進めば話は変わっていくのだろうか。

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  1. 2019/05/12(日) 12:25:47|
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「#本田とじゃんけん」のヤバさについて

ニコニコ大百科 #本田とじゃんけんの項




まあ、ペプシのジャパンコーラの宣伝プレゼント企画な訳だが、中々にヤバい。
サッカーの本田圭佑とじゃんけんをして勝てばジャパンコーラのクーポンが貰えるという企画である訳だが、そもそもからして何故じゃんけんなのか。
じゃんけんは平等な勝負という考えがあるが、抽選の関係上、本田がじゃんけん滅茶苦茶強いみたいになっている。
しかも負けると何故か煽られる。

引用
俺の勝ち!
何で負けたか、明日まで考えといてください。
そしたら何かが見えてくるはずです。
ほな、いただきます。


じゃんけんで何で負けたかとか明日まで考えるのは完全に無駄である。そもそも、面と向かってのじゃんけんならばあるいは心理戦的要素もありうるだろうが、これはただのくじ引きである。何かが見えてきたらそれは完全に幻覚である。

引用
たかがじゃんけん、そう思ってないですか?
それやったら明日も俺が勝ちますよ。


たかがじゃんけんじゃなかったらなんなのか。
じゃんけんとはもっと公平なものではなかったか。
明日もお前が勝つのは抽選確率の問題だろう。

まあ台詞もペプシの広報が考えてるのか知らんが、本田らしいビックマウスっぽくてそれがまたなんというか。
一応、サッカー選手という一種の勝負師という生き方を表している、という具合の話なのだろうがじゃんけんに勝った程度でこんなにマウントを取られても困る。というかじゃんけんじゃねーしくじ引きだろこれ。

この煽り力の高さは凄まじく各種SNS上で散々ネタにされているようだ。
ニコニコ動画ではMADなんかも出来てしまっている。



じゃんけんでここまでネタになるのも中々ない。
中々興味深い流行である。ジャパンコーラ自体は一応飲んでみたが普通にペプシらしい飲みやすいコーラであった、が、どちらかというとコーラ以上の価値を宣伝が出してしまっているというか。

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  1. 2019/04/17(水) 23:47:47|
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「数え役満で死刑」

「数え役満で死刑」のGoogle検索結果

ハトよめとかで見た言い回しで、ネット上を散策していると似たような言い回しをたまに見ることがある。

要は死刑にならないぐらいの罪を沢山重ねすぎて死刑相当になる、という具合の意味合い。
現代の日本の法律ではそういう風に死刑になるモノではない。ちょっとしたジョークめいた言い回しである。
しかし私が特に注目したいのは麻雀用語の一般的な用法への流用例としてのそれである。

麻雀は結構人気の趣味であり、そこから一般的に使われる言葉が産まれている場合も少なくない。
現在的な意味でのリーチは英語のReachに由来するのではなく中国のローカルルールで日本で一般役となったリーチからきているとか。


「~の確率は天和より低い」という言い回しも聞かないでもないし、麻雀自体の象徴性というか、文化的な強さが感じられる。よくわからないが中国的で、ギャンブルらしいギャンブルというか?賭博もまた文化である。
  1. 2019/04/12(金) 04:16:18|
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MAD動画にみる目の暇、耳の暇の話



これ見てすげー面白いと思ったけど忙しいなとも思ったので。
割と前に、MAD動画を作ってた人がTVかなんかでMV作るとなって画面切り替えの早さに苦言を呈されたという話があって思いついたところ。
まあ正確にMAD動画というかは別として、最近のニコニコメドレーの類はあらゆるジャンルのあらゆる動画をマッシュアップして、一画面に大量の要素があるのに瞬時に変わる上、音楽も二曲とか三曲とか混ぜ合わさっててまさにカオスなMAD動画の本流な感があるので。


うむ。まあこういう話の延長線上の話をしたい。MAD動画を見ても別段手の暇は埋められないが、見ながら何かしらの手の作業が出来ないほど飽和的な情報の波がMAD動画からは入ってくる。

上のツイートで示される「暇」の骨子は、要するに体の各部分が動いてないのは無駄に過ごしている、という認識が最近では多くみられるという事だろう。
別になんなら、TV見ながらゲームすることだって出来る。音楽を聴きながら人の話を聞くことだって出来る。どれもを満足にすることはできないかもしれないが、両方一個ずつするよりも時間的には早くなる場合もあろう。
そこでいくと、冒頭の動画のような、様々なキャラクター・動画、どれもがそれぞれ象徴的でそれ一つで大量の情報を包括する、を一画面に収め、尚且つその一画面さえ数秒あるいは小数点以下の秒数で切り替わり、音もよくよく聞きなれた有名な、何度も使われているそれをマッシュアップしてすぐに切り替えながら繋いでいくような動画は、極端までに目の暇耳の暇を無くすという効果があるのではないか。さらにいうなら目で見た物耳で聞いたものを理解するための頭の容量も圧迫する。
全てをフル回転させることで視聴者を満たそうという狙い(意識的かどうかは別として)があるのではなかろうか。



こういう割と静かめのMADでさえ、1クール(=24分×12)のアニメをたった5分42秒に圧縮していることで強烈な回想を起こさせている形だ。

まあMADというのは元々、最初期でいえば音声テープを切り貼りして作るもので、そこから今の文化になるまでは少々の隔絶はある。
しかして、今のMAD文化、スーパーマッシュアップな動画文化は非常に尖ったものがあって面白い。
創作が人の感情を動かすモノならば、こういったMADはまさに力づくで揺さぶって動かしているとも言えようか。

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  1. 2019/03/31(日) 15:37:39|
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