ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

SCP財団:アタリ・アルカディアとか闇寿司とか

SCP財団


SCP財団。まあ説明もういいよね?怪奇共作サイトな。

で、いつの間にかまた要注意団体が増えてた。
「アタリ・アルカディア」
ファミコン以前にアメリカで家庭用ゲーム機の帝国を作り上げたアタリ社から分裂した一派である。アタリショックは有名だよね。
アタリ社製のゲーム機に関連するアノマリーを制作しているようだ。
見た感じ、SCP-5000コンテストで2作品アタリ・アルカディアのSCPが投稿されて要注意団体入り要件が整ったって感じだろうか。
ゲームというのは現代文化において相当大きいところがある。なるほどゲーム会社が要注意団体入りするのも納得のいくところだろうか。
…… それを言ったら任天堂系のSCPも要注意団体に入れれるぐらいありそうだが。


で、次にJPのでまだ要注意団体入りしていないが要件はそろそろ突破してるはずのであるこちら。
「闇寿司」
SCP-1134-JPに関連するスシブレード、寿司をベイブレードのように回転させて戦わせる競技、において闇の組織として存在する。
まあはっきり言って意味が分からないのだが、エビアボガド寿司だのハンバーグ寿司だのラーメンだのでスシブレードを挑み挙句の果てにそういう寿司で人を殺傷したりする組織である。
メタ的にはコロコロコミック的な玩具販促漫画での敵組織…… の玩具が寿司に変わったバージョンとでも言えようか。
今年に入ってから急に闇寿司関連の記事が増えた。ジョーク寄りだがジョークではないというのがジョークといえるのか。真面目にラーメンで殺されるのは本当に厭だぞ。



要注意団体も色々あるが支部、他の言語のwikiの要注意団体も魅力的なの多いよな。
フランス支部のサファイアとかさ。超常が支配する財団世界で超常を認められない人たち。
スポンサーサイト



テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2020/02/26(水) 03:28:39|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

そういえば本家SCPwikiのSCP-5000コンテストが終了してSCP-5000が決定してたのでちょっと見る

SCP-5000コンテスト
SCP-5000
 SCP財団より

SCP、今更説明する必要があろうか?まあ簡単に言うと世界観を共通させた怪奇創作wikiである。

で、本家英語版SCPwikiは10周年を迎えた(日本語版は6周年とかだっけ)。
そんな感じのタイミングで5000のキリ番にふさわしいシリーズⅥの最初を飾る作品を決めるコンテストが行われた。
テーマは「謎」、英語で「Mystery」。非常に広範なテーマである。SCPwikiはその歴史の中で謎を積み重ねてきた。謎はホラーにつきものである。その中であえての謎がテーマ。
多くの作品が集まったがその中の1位、記念すべきSCP-5000のナンバリングを得た作品が翻訳されたので読んだがなるほどまさしく「謎」である。

内容のネタバレは本家wikiのディスカッションで結構話されてる(言うほど真面目に読んでない)がまあ、結構重層的な内容である気もする。
ということで私が感じた内容についてちょっと語っていこう。
ああ、一応SCP-5000読んでること前提で書いていくのでネタバレは注意ね。




まず話の大筋としては、

アノマリーの影響を受けない除外サイトで襲撃を受け、生存を助けるパワードスーツを着て脱出したピエトロがその襲撃がどうかして人類根絶へと方針転換した財団の仕業だと知り、アノマリーが解放されて人類が根絶されゆく世界各地を回りながらSCP-055をSCP-579に持っていく旅をする。

といったところである。

話は正常に見える財団世界で発見されたパワードスーツから発見されたログファイルを参照する形で行われる。パワードスーツがSCPの本体ということになる。
で、この話。はっきり言って謎だらけである。わかることの方が少ない。
まあ話自体はどっかの別時空の財団って話だろうがそれにしてもいきなり財団が発狂する理由がわからない。
ミーム異常か何かの影響かと思いきや否定される。
発狂しているようで財団にも何か意図があるようにも思えるがやはり謎。
そもそも、答えの無い謎である二つのSCP、055と579。この両者を引き合わせる行為。これが完全に謎である。なぜそんなことをするのか、しなければならないのかも語り手であるピエトロ自体わかってない。クロステストは本来禁忌である訳だが……

答えの無い謎。SCPはSFというよりもホラーである。理詰めで設定が完備されているとは限らず作者すらその正体がわからない謎と言うものも多い。答えを考えていたとしても読者がそれを思いつくことは想定していない謎。

思えばそういうSCPは多い。055はそれ自体が情報を遮断するという反ミームであるし、579は財団がその詳細情報を完全に消し去り報告書にも具体的記述が無い。
このSCP記事には多くのSCPが出てくるが答えの無い謎があるものも多い。

財団は何故SCP-682をそこまで終了させたがるのか。SCP-447と死体が接触した時いったい何が起きるのか。SCP-1048辺りでもそもそも誰がどのような目的で作ったのか、そもそも誰かが作ったものなのかわからない。

SCP-5000については様々な考察が為されているが、あるいはこれも答えの無い謎として無限に考察を広げていってもいいのかもしれない。
メタ系だとか682が何かやらかしたとかそういう可能性もあるが結局わからないことも多い。それがSCPだというのが答えの無い謎の答えなのかもしれない。


見当外れな事を書いてるかもだがなんにせよ色々考えさせる面白いSCPであった。


※追記(2/17)
アニヲタwikiにSCP-5000の解説記事が出来てた。

結構色々知らなかった繋がりとかもあったが概ねわからないものだというのはあっているのかもしれない。
なるほど人間性が異常。だからといって人間性を排除しようというのは中々である。収容できんのかね。
055と579の関係は知らなかったがなるほど?そういえばそんな提言あったな。
682のインタビュー記事との類似というのも面白いところ。
なんにせよ過去のSCPの歴史を強くリスペクトした記事だというのがわかる。

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2020/02/15(土) 02:45:36|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

インターネット探訪「やる夫が光武帝になるようです」

やる夫wiki やる夫が光武帝になるようです
やる夫を拾い読み やる夫が光武帝になるようです


日本人は中国の歴史が好きだ、と書くといやそんなことは無いという人の方が多い気もするがそうだと肯定する人も少なからずいるであろう。
とはいっても一般的に好まれるのは三国志で描かれる魏呉蜀の三国時代だろうか?
まあ世界史でも日本史でも戦乱の時代が人気があるものではあるがその中でもファンが多い時代は別れるモノである。
中国の歴史でいうと三国時代の他では秦の末期から劉邦と項羽による楚漢戦争の時代もかなり人気だろうか。春秋戦国時代から秦が初めて中華統一を成し遂げる始皇帝の時代も根強いファンが多い。
その流れで古代中国を見ていくと前漢から王莽が新を作り、非現実的な政策から世が乱れた後に色々あって光武帝が後漢を築き上げる新末後漢初の時代もまあまあ人気なのかもしれない。
とはいえちょっとパッとしない感もある。

そりゃまあ五胡十六国時代とか五代十国時代とかの訳の分からん時代よりは全然わかりやすい(国がたくさんある割に春秋戦国時代はそのへんよりは人気感があるよな)が、中国の皇帝を知名度順で上げていくとしたら光武帝(劉秀)は、そりゃまあ王朝の始祖として知名度は高いだろうが、北宋の趙匡胤あたりよりは上だろうが明の朱元璋よりは下かもしれない。

これは光武帝の能力が劣っていたとかそういうのじゃなくむしろ逆で、チート過ぎて物語にならないというのが大きいと言われている。
劉氏の豪族として前王朝の復興を成し遂げた稀有な例であり、あんまりライバルらしいライバルも出ずに天下を取ってしまって、なんなら次世代の為に余裕をもって制度改革なんかも出来てしまった。本人もカリスマ性だけとかじゃなく武将としても一級品だし、部下にも恵まれまくっているし問題児が少ない。本人は変なダジャレやエロ屏風とかが好きというなろう系主人公かなというレベルの全方位勝利者感が溢れかえっている。

強すぎて物語にならないというとルーデルとか思い出すよな。歴史というのは自然に出来上がるモノであり誰かに読ませて楽しませるために構築されたものではないので、時として「歴史は小説より奇なり」、訳の分からんようなのが現れる。ナンセンスな強者というのは往々にして存在する。ロマンを超えた強者はむしろ語られにくいのだ。


とはいっても、やはり歴史として面白いところは多いし、語られるべき点も多い。
それをやる夫系AA作品として描かれたのが冒頭のリンクの作品である。
強すぎて面白くないと言われてもやはり苦戦も苦境も多くある。ドラマとして難しい歴史をうまくドラマ化した名作と言えよう。
やる夫系は匿名掲示板文化の常として商業ルートから大きく外れたものであるが、しかして文学性の高いものもあるし勉強になるモノも多い。同時代の話や他にも色々作品があるので調べてみるのも面白かろう。

光武帝の功臣、雲台二十八将では15位の馬武が好き。酒飲んで戦争し続けるだけの人生だが28人のうちで最も長生き。ストレス無さそう。ただ強いだけの男というと呂布とか項羽とか思い出すがあの辺と比べると独立心とか別にないのが違いなのだろうな。

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2019/08/29(木) 19:58:49|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

SCP財団、いつの間にかサメ殴りセンターが正式な要注意団体入りしていた件について

SCP財団 要注意団体
アニヲタWiki(仮) サメ殴りセンター(SCP Foundation)


マ?



SCP財団、についての説明はもういいかなという感じもあるが一応しておくと、
英語圏発の怪奇創作サイトで世界中には様々な「異常」が存在しそれを財団と呼ばれる組織が収集し人々の目から覆い隠しているという世界観となっている。

それぞれのメンバーが自由に記事を作り、投票制度で悪くなければそのまま記事として定着する。主要な記事であるSCPオブジェクトの記事は現時点で4000を軽く超えている。

財団は世界に存在する異常を「SCPオブジェクト」として確保し閉じ込めている訳だが、財団以外にも異常に関わる組織は多くあり、それを要注意団体(Groups Of Interest)と呼ばれる。
異常を破壊することで世界を守る世界オカルト連合、異常物品を売買するマーシャル・カーター&ダーク株式会社、子供向けに異常な玩具を作るワンダーテインメント博士、異常存在達の組織蛇の手、等々様々である。

SCPとは特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)の頭文字な訳だが、メタ的にはその異常物品そのものを指す場合もある。
そのSCPは~という会話はよく見られる。
で、ミスタイプでSPCと書いてしまう場合がよくある。
そうすると「Shark Punching Center(サメ殴りセンター)の話なんてしてないだろ」とか煽られる訳だ。

そうしたネタのなかでサメ殴りセンターのネタは増えてゆき、ジョーク記事が書かれ、サメ殴りセンター用のページが作られ、Taleでアホみたいな活動内容を見せつけたりした。
異常な(あるいは異常ではない)鮫科存在に対抗するために殴る。そういう奇妙で不可解な脳筋的な組織が構築されていった。
確かに現実のサメも鼻先に神経が集中してるとかで上手く殴れば撃退できるとも聞かなくもないが……
簡単に人を殺すどころか世界を滅ぼしかねない異常存在を相手に徒手空拳で挑むというナンセンスさは中々笑える。

サメ映画というB級映画のジャンルがある。まあジョーズの系譜に位置する訳だが、様々なサメが様々な能力を発揮して人々に襲い掛かる様はなるほどSCPっぽいところはある。そういった意味でかなり合致したとも言えよう。ゾンビは映画界の人気者だがサメもまた負けていない。まあゾンビよりもさらに色物感があるが。

財団のパロディ的な存在としての異様な存在感が人気を博したようで、SCPオブジェクト記事本編にもその存在を示唆するような(あえてサメ殴りセンターとは書かれていなくても)記事も幾つか増えてきた。
事ここに至って、2019年3月にはついに正式に要注意団体として認定されてしまった。ある並行宇宙における財団にあたる組織、という具合になるようだ。

いつのまにかSCP財団ロゴ風のアイコンも作られているしその勢いは衰えることを知らない。


嘘から出たまことという訳でもないが、冗談も突き詰めていけば一つの形に成ってしまうということ。
究極的には冗談も真面目に解釈する余地が残っているというか?まあ怪奇創作っつってもホラーばっかりのサイトでもないしなあ。ジョークが溢れ出て冗談ではなくなった?

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2019/05/30(木) 02:04:04|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

インターネット探訪「【世界】国の歴史の長さに対応した考古学的発見をした時のリアクション【ポーランドボール】」

【世界】国の歴史の長さに対応した考古学的発見をした時のリアクション【ポーランドボール】 ポーランドボール 翻訳


ポーランドボール、国旗の柄を描いたボールをそれぞれの国を表すキャラクターとしてエスニックジョーク、民族性を皮肉って笑う文化である。
主人公(?)はポーランドなのでポーランドボール。

まあ結構色々あるし、前にも1、2回程紹介した気もしないでもないがそれはそれとして中々面白いのがあったので。


なるほど、歴史が古い国家ほど歴史についてぞんざいな扱いになっていく。
日本とかでも土木業者が建設予定地から歴史的遺物が見つかっても壊して埋めるとかするしね。古墳も壊すし。

そして最古の歴史を持つイラク、メソポタミア文明発祥の地ではもはや、という話。
確かにあそこもエジプトみたいに歴史をウリにして観光立国してもいいようなもんなのにもうなんというかロクでもないことなってるようだし。
エジプトだってアホみたいに遺物が見つかるからカイロ博物館では山積みになってるんだっけ?

国家情勢とかで一概には言えないが、歴史が少なく貴重な場所ほど歴史が尊重されるというのはありえそうな話ではある。
まあ、この場合の歴史とは史=文献資料がある、文明的遺産があるという具合ではあるが。

メソアメリカの文明とかアフリカの文明とかはあまり顧みられないし研究もいうほど進んでないよね。これがまた進めば話は変わっていくのだろうか。

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2019/05/12(日) 12:25:47|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ