ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

SCP、「Pitch Haven」シリーズの日本語解説がいつの間にか充実してきている件について

ㄗitch 卄aven -墨染めの聖域-  SCP財団
Pitch Haven(The SCP Foundation) アニヲタwiki(仮)

本家SCPwikiの「SunnyClockwork」さんの絵が滅茶苦茶カッコいい ネット世代の雑評論




SCP、都市伝説、現代ホラーを主軸とする共同創作であり、物理法則を超越する物品、存在、事象とそれを人々の目から遠ざける「SCP財団」を中心に描かれる。
詳しくは公式サイトの日本支部でも。


様々なSCPが存在する訳だが、それらに繋がりを持たせたりしてるものもあり、シリーズとなっているものもある。
Pitch Havenはその一つで、読み進めるとかなり奇妙で興味深くもあるのだが、非常に難解極まる内容であり、一度読んだだけでは理解が追い付かない。
しかも難解すぎるからか二つほどは未だ和訳が為されていない。

話の軸としては、財団のエージェント、スチュアート・ヘイワード博士とサラ・クロウリーの前世から続く数奇な運命を様々な異常存在と絡めて追っていく具合だが、そもそも誰がどのSCPになって、何を暗喩していて、どういう事態が起きているのか。何度も記事を読み直さないとわからない構図になっている。ただ一つの記事の文章でさえわかりにくいのにこれは大変である。しかも読み進めたところで明確な答えが用意されてるとは限らず推測を余儀なくされる。

そんなこんなで結構マニア向けなシリーズになっていた訳だが、ニコニコの東方ゆっくり系のSCP解説動画でリクエストで紹介された。
リクエスト順で紹介していく趣旨のようだが、どうにもPitch Havenシリーズは一つの記事を解説したところで何が何やらわからない。
そういう訳でPitch Havenシリーズを順を追って紹介していくという具合になったようだ。

そしてごく最近になってアニヲタwikiでも解説記事が出来た。
アニヲタwikiはアニメやら漫画やらそっち関係の情報やあんまり関係のない情報を何でも記事にしてるwikiだが、SCP解説記事もわりとある。
Pitch Havenに限らず、SCPは和訳があっても記事だけ見て全てがわかるモノばかりではない。それ故解説記事は重宝される。
実際ツイッターや各所を観ていくとありがたがってる人も多いようだ。


私もPitch Havenシリーズに一通り目は通していたが、なるほどそういう事だったかと手を打つことも多かった。
SCP-2746-1は聖書で言うところのエデンの園。人類が追放された後残された動物たちもろくでもない羽目になって革命騒ぎになって、それを収めてかつての仲間たちを処刑したのがスチュワートとサラの前世。
処刑された連中やらもSCPになった。不毛となったエデンの園の元住民が作ったのが要注意団体として様々な記事に現れるプロメテウス研究所(なるほど人類に火をもたらしたプロメテウスか)。で、前世からのしがらみからスチュワートとサラはろくでもない目に遭って死んでSCPとして転生する羽目になったりすると。

SunnyClockwork氏のイラストによるメインビジュアルもいいが、各記事の結構グロい写真の数々も衝撃的。何故かメインテーマまであったりする。動物系でSCPを統一してるのも興味深い。
物凄い広がりから芳醇な雰囲気と一つの世界観が構築される。上手いやり方で読み切れば半端なく面白く感じる。



訳が分からず忌諱していた人もこれをきっかけに読み進めるのも良いだろう。
スポンサーサイト

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/12/07(木) 01:30:09|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

SCP財団日本支部とSCP Foundation 非公式日本語訳wikiが統合される件について

SCP財団日本支部
「非公式日本語訳wiki」との統合案について
SCP Foundation 非公式日本語訳wiki


なんか二手に分かれて別個に翻訳とかしてて非効率だなどうなってるんだこれと思っていたが、まあ色々あったらしい。
で、日本版のSCP創作も兼ねるSCP財団(日本支部)が非公式日本語訳wikiを吸収合併する形で統合といった具合のようだ。

細かい経緯は冒頭のページに譲るが、ともかくSCP財団、SCPという創作文化が日本にしっかりと根付いたという事を示している。それ故非公式日本語訳wikiは役割を果たしたという話。
非公式~は匿名投稿が許されていたので日本のネット文化にあっていたところもある。とはいえ英語の本家本元と同じ形式を保つ日本支部は文化の基盤としてのサイトとしては良いのかもしれない。匿名ネットというのは流動的に過ぎるというか問題点も多い。

SCPは元々の最初は4chanだかのネタなんだよね。それがwikiに移行し、ふたばで流行り、またwikiになる。
ネット文化、ネットサイトの歴史というのはあまり記録されないがSCPはその辺しっかりしたのあるよね



SCP財団。創作中でも中々の管理ができた大組織だが、現実のwikiのそれもまたうまく運営されている。
創作物が読者に影響するのは良くある話だが、もちろん作者にも影響するといったところか。まあ作者もまた読者である訳だが。

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/05/18(木) 03:17:11|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

インターネット探訪「やめるのだフェネックで学ぶシリーズ 」

togetter まとめトップ タグ やめるのだフェネックで学ぶシリーズ


なんかいつの間にかすごいことになってたので。

一応、けものフレンズネタである。話としてはアライさんとフェネックの会話という体だが、けものフレンズ本編では「やめるのだフェネック」などという台詞は無い。確かアライさんに対するフェネック達のレズレイプネタツイートから来ているはずである。
まあ良くある話ではある、がその後の進展が面白い。

やめるのだフェネックで学ぶ航空事故シリーズだのやめるのだフェネックで学ぶ労働災害シリーズだのやめるのだフェネックで学ぶ医療事故シリーズだの、フェネックが様々な専門分野でやってはいけないことをやらかしてはアライさんに専門的な説明をされて止められる。
どちらかというと本編ではやらかしキャラはアライさんの方で、アライさんに航空事故とかそういう知識がありそうなキャラでは全くないのだが、むしろだからこそそういった専門的でありながら重大な知識を基礎的な知識として言っているようで面白みがあり、フェネックはむしろわかっててやってて止められない未来が見え、そこがコメディになり得るといったところか。
アライさんのキャラで必死さも出ていて何やら重大な事故、人災が起きようとしているのだなとわかる。

単純な注意喚起よりも何らかの物語性が合った方が頭に残る。実際こういうのも実用的なのかもしれない。
不謹慎という人もいるかもしれないが、こういった重要な事案だからこそ実用性に勝るものはないだろう。

これもまた一種のコンテンツ消費か。二次創作にも色々あるという事。

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/04/13(木) 07:50:39|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

インターネットの退廃について、ステマや広告や検索サイトなど

ステルスマーケティング - Wikipedia


うむ。まあ、昔からある話ではある。
しかし徐々に徐々に深刻になって来ている感がある。


ステマ、あるいはネガキャン。これは実際に行われてるし、発覚した事例も少なくはない。
これによりネット上での口コミの類は概ね信用できなくなっている。特に匿名でのそれは基本的に疑ってかかった方がいいかもしれぬ。
しかしそれを信用する人がいる限り、ネット上に欺瞞は溢れ、それを利用した商売は増え、ゴミばかり増えていく。

そして広告。まあこれも昔っからある訳だが、最近はとみに鬱陶しくなってきている。
そこらじゅうに容量を喰う広告を置けるだけ置けばアファリエイト収入が増す仕組みで、中にはスクロールに追随する広告やら画面を覆う広告やら動画の前のCM的なのやら間違ってクリックすることを誘うようなものやら、馬鹿馬鹿しいものが増えている。


そりゃ、金が無ければネットも動かないが、金を稼ぐ事ばかり追求してネットがつまらなくなっている。そういう感がある。

2ちゃんねるまとめブログがうざいと思われる7つの理由
「アンテナサイト」はユーザーにとってはウザイ?


最近ではアンテナサイトとか良くわからん自動作成サイトなんかがふえて大手の検索サイトでもまともな検索ができないことがある。色々条件設定で何とかなると言われればそうかもしれないが、それにはそれだけの知識がいる、
ゴミばかり増えて価値のあるサイトは増えず、検索サイトではゴミばかり見つかる。金儲けのためのサイトは検索に引っ掛けるのが上手いのだ。




昔よりもネットが面白くなくなっているように感じるのは思い出補正だけでなく、クソばかり増え良いものが探しにくくなっているという話。
まあグーグル検索とかで独自の情報が無いサイト弾くとかそういうアルゴニズムだかあるとかあるが、ただの検索にももっと色々分別して出してほしい所というか。その辺の技術の発達が求められている?
まとまりのない記事だが、不満の表明ということで。

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2016/07/16(土) 23:18:32|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Youtubeの円谷プロダクション公式チャンネルで配信されてるレッドマンがヤバイ件について

Youtube 円谷プロダクション公式チャンネル ウルトラチャンネル いきなりなんか再生されて音とか出るので注意。

レッドマン - Wikipedia
レッドマン(TV番組) アニヲタWiki(仮)

ウルトラファイト - Wikipedia


今でこそパシフィックリムやなんやらがあるが、怪獣という概念は日本独特のものであるらしく、直接該当する英語はない。
キングコングがいるではないかという意見もあるがアレは怪獣というにはいささか問題点が多い。
通常兵器、軍隊のミサイルやらなんやらではどうにもならない存在、それこそが怪獣である。つまりはゴジラが基準である。

円谷プロダクションは怪獣モノにヒーローモノを掛け合わせたウルトラマンで大きなヒットシリーズとしてこれまでやってきているが、ああいう作品は中々簡単には作れない。だからこそ特撮というのだ。

まあそういう訳で、ウルトラマンの後にウルトラセブンが放送された後、低予算でTVの放送枠を満たすために過去の映像の編集と過去の着ぐるみの流用での怪獣プロレスで構成された作品、ウルトラファイトが作られた。
マスコミには円谷の出涸らし商法と揶揄されたが思いの外ヒットして怪獣ブームを支えたとされる。

クオリティが低くても、怪獣が殴り合っているだけである需要は満たせる。ウルトラファイトは今となってはその何とも言えない独特の雰囲気が逆に魅力になっている感もあるが。
で、円谷プロは合間合間でそういった低予算番組を作っている。その一つがレッドマンである。


今年の4月1日にレッドマンが平日午後6時に一話ずつようつベ公式チャンネルで配信していくという発表が為された時には各地で衝撃が走った。
そしてそれははたしてエイプリルフールの冗談ではなかった。

何故そこまで驚かれたのか、それはレッドマンという作品の持つ、ウルトラファイトとはまた別ベクトルの、独特で尖った雰囲気、異常さにあるのだと思われる。

レッドマン、ややウルトラマンに近い風貌をしたヒーローなのだが、それが怪獣と戦うという番組。
それだけ聞くと普通だが、問題の一つは本当にそれだけであることだろう。
ストーリー解説も何もなく、ほとんど何もしていない怪獣相手に一方的に「レッドファイ!」と宣言して襲い掛かるのはかなり物騒なところがある。
ウルトラファイトではナレーターがついている訳だが、レッドマンではそこすら排されている。

戦い方も、ウルトラマンのように光線技を使うのは一度しかなく(もっともウルトラファイトでは光線技などまともに使われなかったし低予算故仕方がないのだろうが)、レッドナイフやレッドアローを召喚して相手怪獣に突き刺す、泥臭く殴り倒す、崖から突き落とすなどあまりヒーローらしくはない。
レッドフォールと言って虫の息の怪獣にとどめを刺しに行くのもヒーローとしてどうなのか。
一応オープニング曲があるのだが、その中でレッドフォールは必殺技のように扱われる。モータルコンバットのフェイタリティのようなイメージなのだが。まあレッドフォールをするときは怪獣の中の人を抜いてやっているから倒れた怪獣に掛けるしかないのだろうが。

ウルトラファイトでもそうなのだがかなり適当な場所で撮影してるので特に巨大感はない。42mらしいのだが。
そのわりにおどろおどろしいBGMややけに鋭い打撃音なども含め、等身大の通り魔の犯行のように思えてならない。

レッドマンの行動に関してほとんど公式でもフォローが入って無い感を見ると円谷プロ内でもそういう扱いなのではと邪推してしまう。



手抜きが故に作り上げられたレッドマンという赤い通り魔というキャラクター。
ただ普通にキャラが動くよりもドラマ性があるというか、興味深いところである。
残虐すぎるという方々の意見を聞いて実際それほどでもなく大げさに言っているのだろうと見に行ったら本当に残虐だったという意見も多く聴く。
やはり、真面目に見るとどうしてもまともなヒーローには見えない。だからこそ価値があるのかもしれない。

テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2016/04/08(金) 01:34:46|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ