ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

Wikipedia探訪「恐蟹綱」

恐蟹綱 - Wikipedia
アノマロカリス - Wikipedia


恐蟹綱、「きょうかいこう」と読む。恐るべき蟹。なんだかファンタジーっぽくもあるが、要はカンブリア紀に最大の捕食動物として君臨していたアノマロカリスの仲間を指す生物分類である。

生物で恐の字がつくのというとまず恐竜が思い浮かぶ。これもまた中生代の地球を支配していた生物の名である。それにあやかっての名前かも知れない。

アノマロカリスはラテン語で奇妙なエビという意味である。
これはまずその触手部分が化石として発見された訳だが、エビの胴体のように見えるのに一向に頭部が発見されない、これは奇妙だという具合で付けられたそうだ。
後に口や胴体が別の動物と分類されていたことに気づいた訳だが結局の話水棲の節足動物ということで確かに奇妙なエビという表現は当たらずとも遠からずと言えよう。節足というだけあって節のある構造がその助けとなった訳か。

そしてアノマロカリスはかなり原始的な節足動物に当たる。どうやら全体は甲殻で覆われていなかったようだとか。
しかし高速で泳ぐための鰭、複眼、部分的とはいえ甲殻、そして1mにまで及ぶ体格。これだけあればカンブリア紀において覇者になるのはわからない話ではない。実際、三葉虫やアノマロカリスのような生物が目を進化によって得たことが捕食圧の急激な増大を促し、多くの生物が硬い殻をもつように進化したからこそ化石が多く残りやすくなり、それゆえカンブリア爆発とよばれる生物種の極端な増大を成立させたという話もある。実際にはもっと複雑か知らんが。



意外と、地質年代の地球というのはどういう具合かパッと想像できないものなんだよなあ。
その時代の生物を知ればある程度はわかるだろうか。太陽だってもっと光量が低かったとかもあるし。地上はカンブリア紀はまだまだ不毛だっけ。
古生代のロマン。アノマロカリスも地味に古生代の中期、魚の時代であるデボン紀まで子孫がいるんだよな。進化的にギリギリの生物のロマンもある。シーラカンスもまた伝説的なロマン生物。
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  1. 2018/07/13(金) 03:03:34|
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Wikipedia探訪「アルクビエレ・ドライブ」

アルクビエレ・ドライブ - Wikipedia

所謂「超光速航法」の一つの案。SF関連でWikipediaのページ色々見てたらあった。

一般相対性理論の範疇で超光速を実現させようとすると、という具合。
まあ光の速度より速く進むことはできない。でも宇宙の膨張速度は光速を超える(そこが観測可能な宇宙の端ということになる)。これは時空自体の広がりであるからだ(確かそんな話だったはず)。
ほんじゃ、それを利用して超光速移動としゃれこもうか、という具合の話。

宇宙船の進行方向の空間を収縮させ、後方を拡大させる。そんな感じの泡のような時空を作りそれの中でサーフィンするように進む。
話としては簡単だが色々と問題は多いらしい。普通にやろうとするとビッグバンを遥かに超えるエネルギーが必要。負の質量とか言う概念が必要。そもそも光速を超えられるか不明。等々。
下手するとタイムマシンになってしまう可能性があるのも問題。いやタイムマシンならもっとすごいじゃんてな話だが、そんなもんできたら因果律とかぶっこわれるもんね。まあぶっ壊れて悪いのかいいものかどうかすらわからないんだけど。

まあそれを解決する策とかも考えられるが、話としては、ガチで超光速とか考えだすとやはり頭痛がしてくるような学問的な話も出てくるというもの。
最近のSF、特にハードなので宇宙SFは少ない気がする。あんま調べてないが。
宇宙進出は夢に終わりそうという感覚があるからか?

しかしやっぱり宇宙は魅力。どうにかこうにか宇宙開発していきたいなあ。
ロマンこそがヒトを宇宙に打ち上げる?それ以上のものが宇宙開発には必要?いやそれ以上のロマンと、リアリティか。リアリティは現実の度合いとはまた違う訳で。

火星のテラフォーミングとかガチでしたいなあ。そういうゲームとかあったよね。シムアースはシムアースだが別に。

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  1. 2017/09/07(木) 01:55:05|
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Wikipedia探訪「都道府県」

都道府県 - Wikipedia


まあどうという事も無い話だが。


引用
都道府県(とどうふけん)は、日本の広域普通地方公共団体である「都」、「道」、「府」、「県」の総称である。

要は日本の広域普通地方公共団体のことである。広域普通地方公共団体。いつもこんな長い単語言ってられないし四字熟語のカチッとした感覚が心地よいので都道府県、都道府県と言われるのだろう。

で、統計とかで、北海道が関係ない場合とかに都府県とか言ったり、東京が関係ない場合道府県、大阪京都が関係ない場合都道県とか言ったりする(中々都道府は無い)。都県とか府県とか都府とか道県とかそういうのもあったりする。
よくよく考えて見ると奇妙な言葉である。確かに北海道関係なかったら都道府県ではないというのは論理だが、そういう論理で言葉が変わるというのも珍しい。



広域普通地方公共団体、都道府県。いつも使っている割に奇妙な特質のある言葉だ。

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  1. 2017/07/18(火) 04:14:37|
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リンゴから人間の耳のようなものを成長させたとかなんとかいう

オタワ大学付属生物物理学的操作研究所のアンドリュー・ペリング所長率いる専門家グループは、リンゴから人間の耳のようなものを成長させることに成功した。研究の成果は、雑誌PLOS ONEに発表された。sputnik日本

そうそう。人間の耳は形状が複雑で、こういうのの結果の成否を見定めるのに適してるんだよね。人間の耳が行けるなら他の器官も形は出来るだろうという話。
それにしても、ニンジャスレイヤーのヨロシサン取締役会真実が明かされた中でこういうニュースを聞くと、バイオ技術の生理的な不快感というか何かが思われる。


しかし植物の細胞と動物の細胞というのは根幹からしてだいぶ違う。それをセルロース抜いてHela細胞加えて、まあ詳細載ってないのでよくわからんがうまいこと誘導して耳にしたと。たぶんリンゴは足場でしかないのだろうが、非常に興味深い。

iPS細胞だとか色々あったが生物学の歩みというのは中々遅い進みだと感じることがある。
それでも何やかんやとやり方がある訳だ。


生物学はなんというかタブーが多いよね。化学は、化学毒の類は使われてきて毒だとわかって禁忌にされる。物理学、放射能の類は一度二度使われて禁忌が形成される。生物学、クローンだのなんだのは悲劇が起こる前に禁忌になっている。
それぞれの科学ジャンルの違いの一つである。

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  1. 2016/08/04(木) 01:13:05|
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Wikipedia探訪「ほとんど (数学)」「高々 (数学)」「病的な (数学)」

ほとんど (数学) - Wikipedia
高々 (数学) - Wikipedia
病的な (数学) - Wikipedia



何か単語の後に()を付けると微妙にネット用語っぽさがある。大昔でいえば(核爆)の類、最近なら(察し)とかか。
これはそういうのとは関係ないが、()を付ける必要性がある言葉の使い道であるという訳だ。

数学は科学の女王ともいうが、学問の中でも極限的に特化したものの一つであり、言葉一つの使い方でさえ日常生活でのそれとは異質な場合がある。

ほとんど、とは数学的には0ではないとか、有限に対する無限とか、そういうかなり極端な例でいう。

高々、は「~以下」とほとんど(数学ではない)同じだが、場合によっては「高々可算」、とか言い出して、可算無限集合以下とかいうやや意味の分からない話にまで持っていく。それ以上なら非可算無限集合とかなって、自然数全体の集合の濃度より大きいとか、そもそもこの場合の濃度の意味が分からないし分かったところで話は分からないし、突き詰めていくと連続体仮説とかいう現代数学の公理系では証明不可能とかいうギリギリの話にまで進んでいく。

病的というのはその性質が異常だとか変則的に悪質だとか直観に反するとかそういうことで、何かの定理について反例を持ち出された数学者がその反例に対する反論として使うようだ。この言葉自体が変則的に悪質に捻くれてる感もあるが。


なんにせよ、数学という場において言葉は、日常生活において使われるそれとは変質してしまうという事。
言葉は造語するのでなければ何かから流用する訳だが、必ずしも当てはまる訳では無いのだ。そこには混乱があり妙味があるか。

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  1. 2016/04/24(日) 06:28:56|
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