ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

最後の平成ライダー、「仮面ライダージオウ」のデザインが攻めまくってる件について

仮面ライダー新作は“ジオウ”!全ての平成仮面ライダーの力を使えるタイムトラベルライダー! シネマトゥデイ

仮面ライダー。時代を超えた特撮ヒーローである。基本的には子供を対象としている気がするのだがなんやかんや大人まで見る人も多い。
仮面ライダーはその基本デザインを継承しながら様々な新作が作られている。
仮面ライダーには一つの分類があり、それは昭和ライダーと平成ライダーというものである。厳密に言えばBLACKRXは放送時機が昭和と平成に跨っているがこれは昭和ライダーに分類される。

平成という元号は2019年4月の今上天皇退位による新天皇の即位に伴い改元が決定されている。そのため仮面ライダーのような長く続くものは平成最後の~という宣伝文句をつける訳だが、平成最後のライダーが発表された。

能力的には、記念作品であるディケイドと同じく過去のライダーの力が使えるという類のようだが、その仮面、マスク、その目の部分に注目したい。初代ではバッタの複眼モチーフで、その後のライダーもそのバリエーションだったり、エグゼイドではSDガンダムみたいな瞳孔付きのデザインだったりしたわけだが、今回は何と「ライダー」という文字が目としてデザインされている。中々にイカレていると言っていいだろう。ちなみに2号ライダーらしきライダーは平仮名で「らいだー」となっている。

かなり驚きのデザインと言っていいだろう。人は文字を読む。それ故に文字を文字として解釈しがちで、こういうデザインは悪目立ちしがちなのだがかなり挑戦的だと言っていいだろう。どう転ぶか。楽しみである。



メインビジュアルの背景に数々の平成ライダーが映っている訳だが、その中にディケイドの姿もある。え?つまりジオウがディケイドの力を使って更に他のライダーの力を使ったりするの?
マックでウィンドウズをエミュレートしてそれでファミコンエミュレーターでも動かしてるようなややこしさがあるなあ。
まあなんにせよジオウ、期待したい。
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  1. 2018/07/26(木) 07:44:59|
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「(笑)」から「草」に至るまでの道程

(笑) - Wikipedia




まあちょっと前に見たこのツイートがどうという話ではないが、草という文字で笑いというものを表現するのは非常に婉曲的であり知らなければわからない。

何故草が笑いという意味になったのか。その所を簡単に備忘録しておく。


まず、笑いを発言記録などで表現するのに(笑)とするのは戦前からある用法で起源がどこかはいまいちわかっていないらしい。
議事録の発言の速記から来ているという話もあるが定かではない。
戯曲の台本や座談会、インタビュー記事、サブカルチャー記事と様々なところで使われてきた。
当然ネット時代でも使われる。パソコン通信の時代から広く使われていた、と思う。昔見たログで使われてた気がする。

で、1997年、MORPG、Diabloが発売され、日本でも人気を博すがこのゲームは日本語、というか2バイト文字が使えない。なんでも開発を急ぐがためにコードとリソースを分離させなかったのが原因らしいがともかくPC版の初代は英語版以外無く、コミュニケーションもアルファベットで行うほかなかった。
まあローマ字表記で書けば良いだけの話ではあるので言うほど問題ではないのだが、「(笑)」は「(warai)」となったがどうにも冗長感がある。省略されていく中で、(w)→(w→wとなったわけだ。

2ch初期では(藁)とかが流行ってたが、そのうちワロタだのワロスだのになって、しまいにwが輸入され、VIP板を中心にwwwと三回重ねたり(WorldWideWebではないがその辺の意識もあったのやもしれぬ)、wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwと際限なく重ねてしまったりしてしまう。

こうアホみたいに重ねられた笑符は非常にうっとうしいものであり結構嫌われる。
そうして、AA、アスキーアート、文字を使って絵を描く文化(説明の必要があるのか疑問だが書かなければわからない人も出てくるだろう)における地面に生い茂る草、迷惑な雑草と見立てて除草するAAが流行った。

そこに至って「w」は草であるという認識が産まれたわけだが、これを以て「草」という笑符の始まりとはいかない。

「wwwwwwwwwwwwww」と草を生い茂らせる連中を忌諱する意味でそう表現されていた訳で、そういう、例えば2ch(現5ch)のVIPに近くない板、なんJなどではwを使うこと自体半場荒らし扱いされた。
しかしそういった場所でも笑いを表現するのにそういう表現が使いやすいのはわかる話である。

そんな中で産まれたのが「草を禁じ得ない」、つまり「草を生やすな」という言葉に対して、それを破って「wwwwwwww」と書きたくなるほど面白い、そういう意味である。
そこから今でもよく使われる「草不可避」が産まれ、「大草原不可避」、「草生えた」「流石に草」「これは草」などのバリエーションから最もシンプルな「草」が産まれたわけだ。


今ではそこからの派生も結構見られるが、「草」はネット用語として定着したと言って間違いあるまい。
こうして考えると中々の紆余曲折だ。ネット史の一項目と言ってよい。



大昔のネットでは(核爆)とかもあったよね。ああいうのも懐かしい。
ワロタ系列はあまり見なくなった気もするが、しかし結構今でも見る機会はある気もする。
しかし、(藁)から考えると草は案外近いところに落ちてきたというか、同じ匿名ネットユーザー層が作っただけあって乾いた言語感覚があるなとも思う。
wwwあたりまでは笑いのwが継承されてきたがそれ以降はもはや手掛かりがなくなってきている。
そういえば、淫夢界隈が草の起源(語録に関係するとか)だとも聞くが、まあなんJと相互に繋がってるしその辺の細かいところはいいということにしてほしい。要因というのは一つだけではないものだ。



いずれまた新しい笑符が現れるのだろうか。注目していきたい。

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  1. 2018/05/31(木) 23:13:17|
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インターネット探訪「Jeff Russell's STARSHIP DIMENSIONS」

Jeff Russell's STARSHIP DIMENSIONS


著名SF作品に登場する宇宙戦艦や宇宙要塞のサイズ比較などやってるサイトである。英語。
海の戦艦とか地球上の建造物などはどうしても物理法則に縛られやすかったり地球文明の人口や経済規模に縛られるのでどうしても大きさというのは決まってくるが、無重力の宇宙空間に坐する宇宙要塞、それを銀河帝国が作るとなるとまた話は違ってくる。


リングワールドはやはりでかいな。デススターも2個目が160kmとまさに星の域。運用に何人人員がいるのかとか考えると面白いものだ。スーパースターデストロイヤーは19km。kmだもんなあ。ボーグキューブも気合の入った大きさ。

実在の天体や建物の大きさなんかもあったりして想像が捗る。



ダイソン球とか星系レベルの建造物はあっても銀河系レベルのそれはないよね。
いや、超天元突破グレンラガンがいたか……

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  1. 2018/05/24(木) 05:32:24|
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「騎士VS武士」とかいう議論

騎士 - Wikipedia
武士 - Wikipedia


騎士と武士。ナイトとサムライ。西洋と東洋の特徴的で、似通った点も多くある戦士階級。
たまにこの二者に関して次のような疑問・議論が投げつけられる。

「騎士と武士、戦ったらどっちが強いの?」


幼稚にも聞こえるし、答えの無い議論であるが考えていくと中々奥深いことも多い。
まずは騎士と武士、その類似点と相違点から行こう。

類似点から見ていくと、一つ目に思い浮かぶのは封建制社会における戦士階級だという点。
二つ目にそれに関連して、古代社会を打倒して中世という時代区分を作り上げた存在だという点。まあこれは日本側が特に言及してる話であってヨーロッパ人からすると中世という時代区分は西洋独自のものだという事になるのだが。
三つ目は騎士道に武士道といった奇妙な倫理規定があるといったところか。十分な社会的地位を確立したが故の結果であろう。
四つ目は貴族階級においても末端以上の地位に位置づけられたこと。古代からの貴族制度にも食い込んでいる訳だ。最上位は中々だったりするが。
そしてここが重要なところなのだが五つ目。騎兵だという点。そして更に言うならば重騎兵であるという点。もちろんこれも、強力な社会的基盤を持ちえたからこそ軍用馬を保持し高価な武器防具を揃えられた、という訳であるがならば同じような兵科かというとそこに大きな落とし穴がある。

相違点はまあ地理的なところから時代区分など様々に上げられるが、騎士と比較し得る武士として、騎兵としての騎士と武士の違いとなると、意識されにくいことであるが武士とは世界に稀に見る重装弓騎兵であったということであろう。ちなみに銃とか使いだすと武士は言うほど馬とか関係なくなるので騎士とは少し話が違ってくる。せいぜい南北朝時代とかまでの武士の話。

重装弓騎兵。弓騎兵というとまず思い浮かぶのはモンゴル。しかしこれは軽装弓騎兵。特に敵前で後退しながら弓を放つパルティアンショットは有名か。そして彼らの使う弓は取り回しの良い短弓である。もちろん素材や様々な工夫により強力であるが。
イスラムのマルムークは重騎兵であり、弓も使った。しかしメインウェポンとは言い難い。

武士は重装弓騎兵(大鎧がどのくらい重装かという議論はあるが、騎士もプレートアーマーを装備しているとは限らない)、しかもよりにもよって装備しているのは世界でも最大の大きさを誇る弓、和弓。基本的に同じ素材と構造ならでかい方が強い矢を撃てる訳だが、まあそれならなぜ際限なくデカくならなかったかというと当たり前の話だが取り回しに難が産まれるからである。そんな使いにくい長弓をよりにもよって騎射に使うから恐ろしい。狩猟や鎧を着てない人間を射抜くのであればもっと小さな弓で良い。鎧武者同士の戦いを見越している訳だ。
まあ、和弓は上下で長さが違い下が短いため長さのわりには騎乗で撃ちやすいというのはある。持つ場所が振動の谷になる場所なので反動も少ないとか工夫もある。しかしそのおかげでより取り扱いが難しくなっている感はあるが。
武士の大鎧もこの長大な和弓を撃てるように作られている。弓は武士のメインウェポンであった訳である。

あと武士の武器で言うと長柄武器もある。槍や薙刀である。まあ、武士が騎乗して戦う時弓、長柄武器、太刀と全部持っていたかは知らんが、状況において徒歩の部下に武器を替えさせたりしたかもしれん。その辺は騎士も似たようなものか?

そして、刀。馬上で用いるので太刀という事になるが、日本の刀は鉄の品質の問題で昔のものほど良いものが多い。たたら製鉄は劣悪な品質の砂鉄をマシにするばかりである。
それ故、鎌倉武士などが佩用する太刀は戦国時代や江戸時代、それ以降に作られた日本刀などよりも数段完成度の高い武器であり、そうそう容易く折れない。
まああくまで最後の武器ではあるが、容易いものではない。


騎士の武装は時代によって場所によって大きく異なるので一概には言えないが、プレートメイルは意外に動きやすいとも聞く。そりゃ重いし高温多湿な場所じゃマジで死ぬが、馬から降りたとて戦えない訳ではない。そりゃ物にもよるが。
大凡、和弓による矢ぐらいならば当たり所が相当悪くなければ死にはしないのではないか。
ただし体に合わせて作らねばならないオーダーメイドのプレートメイルは非常に高価であることには注意したい。
馬鎧というのもある。重装歩兵の究極系となるとそうなる。が、やはり速度が落ちることは否めない。まさか馬にプレートメイルを全身着用させるわけにもいかないし、無敵とはいかない。
基本的に騎士は飛び道具は使わない。そりゃ、短弓やクロスボウぐらい持てば持てたかもしれないが運用思想的には重装騎兵として突撃力を高める長柄武器、例えば槍やハルバードなどが重視された。長大な馬上槍であるランスは有名か。



で、問題は騎士と武士、戦えばどちらか勝つかという話だが、まず言うまでもない話状況によるし前提条件にもよるしどういう戦いで何をもって勝利とするかとかで全く変わる。

まず時代区分で言うなら、まあ銃持ってる時代ならそっちが勝つみたいな話はやめておくとしてもプレートメイルの登場は14世紀を待たねばならないし、武士だって色々装備など変化がある。

環境であれば、当然高温多湿となる日本でプレートメイルは厳しい訳だし、日本の馬はやや小型だが日本の山がちな地形では有利に働こう。騎士は平地で戦うものである。

遭遇戦なのか会戦なのか。人数はどうなのか。距離は。お互いの事をどれだけ知っているのか。それぞれ多人数だとして全員殺せばいいのか逃げた時点で相手の勝利なのか。それぞれの騎士や武士の技量はどうなのか(同時代だとしてその時代の一般的な技量か最高練度を想定するか)。装備品や馬の維持などに掛かるコストなどを考えるか、考えるとして人数などにそれを比例させるのか。コストを考えるとしてその当時のモノ、その国のモノで考えるのか。

そもそもからして全て考え合わせて「公平な」条件状況を考えたとして歴史考証が正しいとも限らず、結局のところこの議論は暗礁に乗り上げる運命にある。




しかしまあ、それでも色々考えて見よう。
まず、武士がパルティアンショットを使えるか。これが普通に使えるとなれば歴史的に考えて騎士の圧倒的不利である。
実際、平家物語には押し捻りという後方への射撃が描写されているらしいが、全員が全員使えるとも限らない。ここでは使えるとして少数だと考えよう。

で、環境についてだが、公平にやや暑いぐらい時期ぐらいということでいこう。プレートアーマーを着るのが嫌にはなるが死ぬほど暑い訳ではない、より披露するぐらい。そして全くの平地ではなく、全くの山地とかでもなく、疎らに木々が生い茂る丘ぐらいの発想で行こうか。

時代は、弓騎兵相手にプレートアーマー無しは自殺行為だと考え14世紀の初頭で時代を合わせることにしたい。プレートアーマーが出始めた時機で日本では鎌倉時代の終わり、南北朝時代の始まりぐらいか。

技量についてはプレートアーマーを使えるそれなり以上の上級騎士と相手すると考え、それ相応のエリート武士が相手すると考えたい。という訳で装備品は過不足無いものとする。
人数や従者は同等、まあ100対100ぐらいで従者や徒歩の武士も同等かそれに合したぐらいにいるとしよう。

距離は和弓も届かないであろう2km先からの遭遇戦。お互いの領地の境界線上ぐらいとして敗走した方が負けとする。
騎士は徐々に馬の速度を上げながらの突撃、武士はそれまでにどれほど弓で蹴散らせるか。和弓で騎士のプレートアーマーを射抜けないとしても(これもどのぐらいかわからんが)馬は死ぬだろう。まさか全員馬鎧まで着せているのは珍しいだろう。
これで幾らかは騎士も脱落するだろうが突撃が止まるほどでは無かろう。とはいえ、武士も黙って突撃される訳も無く馬を走らせる訳だ。
こうなると突撃の勢いは減じられ、相対速度的に言うほど変わらないぐらいで長柄武器やロングソードや太刀による馬上決戦となるか。
基本的には一対一ならばより重装のプレートアーマーを持つ騎士が有利かもしれない。だがこの時点で数的有利は武士にあるだろう。なら互角?
長柄武器は甲乙つけがたいがあるいは騎士の方が有利か?しかし相対速度が緩やかならば武士の鋭利な武器でもって鎧の隙間を突くことも可能か。
そうなるとなんやかんや馬から落ちた時、やはりなんやかんや重量のあり視界の狭いプレートアーマーを着た騎士は不利か。そこまでいくとプレートアーマーによる疲労も重大になってくる。


やはり、最後まで考えると武士が勝った。まあこんなもん小話でしかないが。
考えていくと、武士の重装弓騎兵というのは中々にすごいものがあるなと思えてくる。
騎士の歴史は銃が完全に普及するまで続いているのでまたそれはそれで違った凄みがある。

重要なのは結果ではなく、それを調べた過程なんだよね。そういう事が想われる議論である。

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  1. 2018/05/16(水) 03:06:42|
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Wikipedia探訪「武家政権」

武家政権 - Wikipedia


あんまこういう記事ばっか書いてても進歩無いんだけどね。


まあ鎌倉幕府に江戸幕府は余りにも有名だが、平清盛から始まる平氏政権がその萌芽になっていることはあまり意識されないよねという話。最近の研究では制度とか鎌倉幕府に受け継がれたところも多いとか。

引用
平氏政権(平家)
鎌倉幕府(源氏・北条氏)
室町幕府(足利氏)
織田政権(織田氏)
豊臣政権(豊臣氏)
江戸幕府(徳川氏)

まあこんな具合になっている。


で、源平交代思想というものがある。武家政権は平氏(桓武平氏)と源氏(清和源氏)が交代していく運命みたいになっているとかいう話。
源氏とか平氏とかは所謂本姓で、戦国時代の武将共も大体そんな感じだからね。

Wikipedia、源平交代思想の項より引用
平氏(平氏政権、平清盛の一族)
源氏(鎌倉幕府、源頼朝の一族)
平氏(鎌倉幕府、執権北条氏得宗家)
源氏(室町幕府、足利氏)
平氏(織田政権、織田信長)
(豊臣政権、豊臣氏)
源氏(江戸幕府、徳川氏)
平氏(皇室を中心とした新政府、明治以降)
源氏(真田氏、真田幸村の子孫などの予定)

まあ戦国時代の武将の本姓は胡散臭いところもあるがそういうことらしい。最後の方がよくわからんけど。

まあこういうのはロシアの大統領だかが禿頭とフサフサが交互に来るみたいなのと同じで偶然によるものが大きく、たまたまパターン化したモノを取り上げている、パターン化するように作為的に選んでいるというのがある。面白いがそれほど意味はない。この並びも豊臣政権とか入っててなんか話がおかしくなってるし。


源氏も平氏も天皇家から派生した(臣籍降下)氏族である。
日本は言うほど、乞食が皇帝になる様な革命はなく、支配層は安定している感がある。それは良いことか悪いことか。

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  1. 2018/05/11(金) 05:27:52|
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