ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

インターネット探訪「世界で起きていることはすべて、パーカのフードの下で語られる」

世界で起きていることはすべて、パーカのフードの下で語られる WIRED
パーカー (衣類) - Wikipedia
ジーンズ - Wikipedia

パーカ、あるいはパーカー。語源はロシア北部、ツンドラ地帯の先住民ネネツ人の言葉、ネネツ語から来ており彼らの作る動物の毛皮から作ったフード付きの上着をパルカと呼んだことから来ている。

世界中どこでも見かける衣服である。それも大変カジュアルな衣服である。ジーンズもそうであり、機能性が高いものはどうしてもカジュアルで非公式的なものだとみなされがちなところがある。
しかし何故カジュアルでドレスコードに引っかかるかというと要は貧乏人に愛用されているから、という話なのではなかろうか。つまり安価で実用的だということである。
であればこそ、それを気兼ねなく着れる人はなるほど自由を手にしている、とまで言うのは大袈裟かもしれないがあり得る表現である。




ビジネススーツも、パーカーやジーンズもまた同じように衣服であるが、原始人が着る防寒着としてだけの衣服とはあまりにも文化的な積み重ねが違いすぎ、意味が過剰にあふれているということ。

星間SFにおいてスーツ(ビジネススーツみたいなそういうスーツ)を衣服を過剰に重視する文明の最高の聖衣としたカシアンの聖衣は面白い発想だったなあ。
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  1. 2018/12/05(水) 02:03:51|
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アンデッド(リビングデッド)の種類について考える

アンデッド - Wikipedia
アンデッド ニコニコ大百科


ゾンビランドサガ2話まで見たけど面白かったのでゾンビの種類色々あるけどちょっとまとめて考えて見る。


ブゥードゥーゾンビ
アフリカの精霊信仰が奴隷貿易によりカリブ海に伝わり、カトリックやらと混ぜ合わさった結果作られたブードゥー教における生ける死者(リビングデッド)。
呪術師が有毒性分をいくつか含むゾンビパウダーを生きている人に投与することで仮死状態にして、そこから蘇生させることで奴隷化させる、というものらしい。一種の刑罰でもあったとかなんとか。前頭葉を破壊することで自発的意思を奪うという話だがやや似非科学的な趣もある。
知的障碍者や精神障碍者を見間違ったとかそういう話もある。
よくよく考えるとアンデッドではないが生ける死者といえばそうかもしれない。

ロメロゾンビ
名称は暫定。ロメロ監督が作りまくったゾンビ映画のゾンビ。
大抵は腐乱死体だったりする。死んでいるのでちょっとやそっと撃ったぐらいでは動くのをやめないがきっちり破壊すれば動かなくなる。
基本的には動きは緩慢。数で圧してくる。
動く原因はゾンビウイルスの類が主流か。そういう原因で吸血鬼と同様に増えていく。

スケルトン
白骨死体の動き出したもの。ここまで来るとウイルスで動いてるのはナンセンスになるのでファンタジー世界で魔法の力で動いてるとかそういう感じになる。微妙に筋肉とか腱とか残ってる場合もあるけれども。
ネクロマンサーが古い墓地に行って軍団を作るために魔法で呼び出す、といった具合。骨でスカスカなので刺突武器や弓矢は効果が薄かったり。その代わり打撃には弱かったり?

キョンシー
伝承的にはもっと妖怪染みた何かだが、創作で言われるイメージでは死んで間もない死後硬直状態の死体が動き出したものという事になるか。
中国の道士が符を張り付けて使役したりする。剥がされると暴走したり。
死後硬直状態の死体なので間接が曲がりにくい。足首だけ動かしてぴょんぴょんジャンプしながら動いたり。
死体だが爪は伸び、爪に毒を持っている。人間の血肉を求めたりもする。長い期間生きる(死んでるが)と空を飛ぶ能力を得たりもする。
基本的に明や清時代の伝承なので服装もそれに伴う。拳法を使ってくることも。
まあ他にも色々特徴があったりするが作品による。設定は探せば探すほどある。

マミー
まあ、英語でミイラという意味で、そもそもミイラという言葉はポルトガル語の没薬を表し、ミイラの防腐剤としてこれを使ったのを混同したという話ではある。漢方薬で人のミイラを使ったりとかがあってその辺の話らしい。
何にせよ、創作上のイメージでは包帯でぐるぐる巻きにされた古代エジプトのミイラが蘇ったものを指す場合が多いか。
とはいえミイラも色々あるんだよなあ。日本の即身仏とか。アンデスや中央アジア、中国にもあるし、現在でも社会主義国で防腐処理とかしたレーニンや毛沢東らなんかもミイラと言えばミイラである。

フレッシュゴーレム
ゴーレムというと魔法なんかで石やら鉄やらで出来たでかい人形を動かしてるアレだが、それを人や何かの死肉で作るとフレッシュゴーレムという事になる。
ややマイナーにも聞こえるが所謂フランケンシュタインの怪物はこれに相当する。フランケンシュタイン博士はそれぞれの部位に選りすぐりの死体を使ってちょっとした超人としてフランケンシュタインの怪物(名前が長い)を作った。MTGでは継ぎ接ぎ死体のアンデッドをスカーブとか言ったっけ。
前に、ある種のバーチャルユーチューバーがゲーム操作と声とキャラの外見なんかで全く別々の人物の良いところを合わせているのをフランケンシュタインの怪物に例えてツイートしようと思ったが不穏当だし言うほど合致してないしフランケンシュタインの怪物が選りすぐりの死体から出来ているという原作小説の話を知らない人の方が多そうだということで止めておいたのは今考えても正解だと思っている。
骨を素材とするボーンゴーレムもいるがこれはスケルトンみたいなものだろう。あるいはがしゃどくろ。アレは100体分の骸骨が集まった妖怪だっけ?なんかでっかい骸骨みたいに描かれるけども。

グール
アンデッドというか怪物や妖怪・妖精の類である気もするが割かし創作ではゾンビのいとこか何かだと思われてる節があるので。
アラブ人の伝承に出てくる悪魔。グールというのはアラビア語。女性のグールはグーラという。
墓を暴き死体を喰う事が特徴的か。砂漠に棲み体色と姿を変えられる。犯罪者を怪物として表現したモノ、だとかなんとか。
クトゥルフ神話では取り換え子を行う。ますます妖精の類っぽい。
まあ、ゾンビの類で死体を好んで食うタイプはグールと分類してもいいか。基本的に死んでないので知的能力は普通にあったりする。別にアンデッドじゃないよなぁ。

吸血鬼
吸血鬼もややめんどくさいところがある。いうほど死者か?悪魔や妖怪の類という説も。
まあキョンシーなんかよりもずっと色々バリエーションがあり設定もてんこ盛りな訳だが、とりあえず血を吸うアンデッドである。そして吸血によって仲間を増やす。その辺が核心設定か。
吸血鬼ドラキュラの影響で貴族的な印象もある。銀に弱く十字架に弱く流水に弱く太陽に弱くニンニクに弱く… 弱点が多ければ多いほど強力なのかもしれない。心臓を白木の杭で突き刺さなければ死なないとかね。銀の弾丸で撃ったりとか。他にも鏡に姿が映らないとかもううるさいほど設定があるが創作でどこまで取り入れられているかはそれぞれ。
基本的に知的能力はある。

レヴァナント
霊体である場合もあるが動く死体である場合もある。
復讐というところに関連付けられるようだ。

デュラハン
首無しの騎士のリビングデッド。本来は妖精の一種。

リッチ
古英語での死体という意味だが、強力な魔法使いや王のアンデッドを指したりする。
もっと分かりやすくイメージを集めると、強力なネクロマンサーが死を超越するためにアンデッドとなった姿、といったところか。
仙人をリッチの変種とする場合もあるが、いわゆる尸解仙は死んで人間を超越するという意味でかなり近い感じがある。尸解仙というと東方projectの霍青娥なんかが思い浮かぶか。いや東方だと聖徳太子も尸解仙な訳だが。尸解仙は仙人の中では下、らしい。
兎にも角にも強力なアンデッドという具合である。当然知的能力はある、というか人間よりも高かったりする。
迂闊に名称を使うとダンジョン&ドラゴンズの商標に引っかかる可能性があるので名前だけ変えてる場合も。

ワイト
スカンジナビアの伝承では人の姿をした悪霊。
高貴な人物の死体に悪霊が憑りついたもので触れたものを昏倒させるとか。D&Dでは「不浄な黄色い光」を纏っていてレベルドレインをしてくる。レベルドレインって実際どういう事なんだろうね。ワイトに殺されるとワイトになって甦る。まあアンデッドあるある能力。

ドラウグル
北欧やアイスランドの神話でアンデッドとされる。黒く腫れた死体の姿で超人的な力を持ち、重量を変化させ物を腐敗させる悪臭を出す。

哲学的ゾンビ
えーっと、まあ全然アンデッドじゃない気もするけど、要は物理的化学電気的に人間と完全に同じだが意識、クオリアを持たない存在を指す。
この場合の意識は自我というか、思考の主体というか、説明するのが死ぬほど難しい奴である。意識のハードプログラムの話。
でもまあそういう意味での自我って本当にあるのかって議論もあるし、まあよくわからん。
解剖すればわかる可能性があるとかそういうのは行動的ゾンビとかいうらしい。
いきなりRPGとかでアンデッドとして哲学的ゾンビを出すと知ってる人にはウケるかもしれないが大体は駄々滑りすると思われる。



こう考えて見ると国際色豊かだなあ。全員美少女化して日常4コマ漫画にでもしたらちょっとは売れるかも。
ロメロゾンビがアメリカ代表でブゥードゥーゾンビがハイチ代表で、キョンシーが中国代表、マミーがエジプト代表、グールがサウジアラビア代表、吸血鬼がルーマニア代表、ワイトがスウェーデン代表、ドラウグルがアイスランド代表、デュラハンはドイツあたり代表、後はまあ適当に割り振ればうまくキャラを作れそう。

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  1. 2018/10/17(水) 22:30:21|
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Wikipedia探訪「聖地」「ヴァーラーナシー」

聖地 - Wikipedia
ヴァーラーナシー - Wikipedia


21世紀は科学の時代であると思っていたがさて、未だに宗教というのは人類の生活に深く関連付けられており、宗教の為に人生を費やす人はそうそう少ないものではない。
国という単位で見てもやはり宗教のため・神のための国というのは少なくない。例を挙げればバチカン市国。あそこはキリスト教カトリック、その教会という組織のための国である。
他で言えばイスラエルもそういうところがあるし、なんならインドもまた宗教国家なのやもしれない。

そして、宗教のための国があるならば、宗教のための街、土地は数多い。それを聖地と呼ぶ。
例えば、ソルトレイクシティはモルモン教徒の宗教都市であり聖地という事になる。
ジェベル・ムーサーはモーセが神から十戒を授かったシナイ山と同定されユダヤ教の聖地である。
天理教の総本山の名前は天理市である訳だが、これはなんと天理教の聖地だから市の方で名前を変えたという。

ところで、複数の宗教で同時に聖地となっている場所もある。それぞれ謂れや関連性がある。
エルサレムがユダヤ教、キリスト教、イスラム教と三つの啓典宗教で同時に聖地であるのは有名である。エルサレム神殿の西の壁が残っており、キリストが処刑し復活した場所であり、ムハンマドが神を幻視し岩のドームが築かれた場所である。
チベット高原のカイラス山はヒンドゥー教とチベット仏教、ボン教、ジャイナ教で同時に聖地となっている。ヒンドゥー教ではリンガ、シヴァ神を表す円柱像として崇拝し、ボン教では教祖の降臨した地であり、チベット仏教では世界の中心である須弥山と同定され周囲の山々と一緒に天然のマンダラを作っているとされ、ジャイナ教では教祖の前の最初の救済者が没した場所とされる。

ヴァーラーナシー、ベナレスもまたヒンドゥー教、仏教で共に聖地とされる場所である。
まあ、インドから産まれた宗教は多く、ヒンドゥー教で仏陀をヴィシュヌの化身の一人としてる関係上他にも同時に聖地となってる場所はある。仏教最大の聖地、仏陀の悟りの地ブッダガヤは有名か。
ベナレスは、ここまで長々前書きしておいてなんだが直接的にヒンドゥー教と仏教と関わりがあって同時に聖地となっている訳ではない。仏教の聖地であるサールナート、鹿野苑、仏陀が初めて説教をした場所はベナレスの郊外にある。もちろんヒンドゥー教、当時はバラモン教で聖地であったからこそ修行者も多く、そこで仏陀も説教をしたという話なのだろうが。
ヒンドゥー教側としては七大聖都であり三祖霊供養所であり、ガンジス河に沐浴する場所である訳だが、何と言っても火葬場である。ベナレスは通称「大いなる火葬場」と言われ、イギリスが郊外に火葬場を移転させようとしたところ猛反発を食らったことでも有名である。
「火葬場が町のために存在するのではない。町が火葬場のために存在するのである」。無茶な逆説という訳でもない。ここはヒンドゥー教徒にとって死ぬための街なのである。



宗教という物を信じることは出来ないが、やはり宗教のような巨大なミームにしか無しえないスケールの文化という物がある。
やはり宗教文化には大いなる価値があるモノも多い。面白いものが組み合わさっているからこそのミームコンプレックスたる宗教であるか。

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  1. 2018/09/21(金) 00:09:25|
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歴史上、あるいは神話上伝説上の著名な君主をまとめてみる

君主 - Wikipedia

皇帝とか、王とか、大公だとか色々あるが、その辺で有名どころを適当にまとめていく。思いついた順ね。
それぞれの種別で一番有名なのとか?王朝とか国とかで色々ではあるが。
Fateにサーヴァントとして出てくる奴も多いよな。


アーサー王
5~6世紀のブリトン人の王。アーサー王物語で有名。
歴史上のアーサー王と伝説上のアーサー王とを比較するとかなりの脚色が見られる、というか歴史上のアーサー王はイマイチよくわかってない。存在しない架空の人物だという意見すらある。というかアーサー王物語の類でも円卓の騎士が活躍しまくるお蔭で最終的にたいして何もしてないみたいな扱いになってたりする場合も。
理想的なキリスト教的君主として描かれる訳だが当時のイギリスの状況を鑑みるとドルイド教徒ではとかWikipediaにはあったが島のケルトと大陸のケルトって全然違うらしいしほんまなんかね。まあよくわからん。
まあエクスカリバーの人。ちなみに引き抜いた奴は王になる剣とエクスカリバーは別物だったり同じだったり二本エクスカリバーがあったりもする。

アレクサンドロス大王
ヘラクレスとアキレスを祖に持ち、アリストテレスを家庭教師とした紀元前4世紀ギリシアの大英雄。
インダス川流域にまで版図を広げたその歴史的偉業はいくら語っても語りつくせない。エジプトのファラオでもあるしペルシアのシャーハンシャー、諸王の王でもある。
その伝説はヨーロッパから中国にエチオピアまで、旧約聖書やコーラン、アヴェスターと多くの宗教経典にまで広く残っている。アラビア諸国ではイスカンダル双角王として有名。

ガイウス・ユリウス・カエサル
紀元前1世紀、共和制ローマの政治家であり軍人。キャリアの最後の方で終身独裁官になり、その後すぐに暗殺されるも大甥であるアウグストゥスが地中海世界を統一し初代ローマ皇帝となる。

ダビデ
紀元前10世紀の古代イスラエルの王。第二代目。
旧約聖書の詩篇の作者の一人であり聖人。

ソロモン
紀元前10世紀の古代イスラエルの王。ダビデの息子で三代目。
悪魔を召喚したりとかそういう話題には事欠かない。古代イスラエル最盛期を築いた。

カール大帝
8~9世紀のフランク王国国王、西ローマ帝国皇帝、場合によっては初代神聖ローマ帝国皇帝とも。
ヨーロッパの父。

ミダス
紀元前8世紀後期のフリギアの王。今でいうトルコの中西部。触れたもの全てを金に変えてしまう力で有名。後、ロバの耳の王様もこいつ。ちなみに父親(養父)はゴルディアス、神託の命令によって王となった貧しい農夫で後にアレキサンドロスが剣で切った結び目を作ったのもゴルディアス。ついでにいうと養母は大地母神キュベレー。

始皇帝
中国史上最初の皇帝だから始皇帝。紀元前3世紀。
史上初の中国統一を成し遂げた。法家の思想に基づいて様々な政治改革を行った。

プレスター・ジョン
12世紀から16世紀辺りに流布された伝説上のアジア・あるいはアフリカのキリスト教国の王。
まあ実在しないのだがエチオピアがプレスター・ジョンの国と名乗ったりもする。東方三博士の子孫だとかそういう話も。

チンギス・カン
13世紀。モンゴル帝国初代皇帝。中国から東ヨーロッパまで、人類の半分以上を服属させた世界帝国を築き上げた。その規模は人類史上最大である。

カメハメハ大王
19世紀。ハワイ諸島を初めて統一したハワイ王国初代王。

ジョシュア・ノートン
君主じゃない気もするが。19世紀アメリカの王位僭称者。合衆国皇帝にしてメキシコの庇護者ノートン1世。
実際に権力は持たなかったが、サンフランシスコ市民からは敬愛されていた。

ヌルハチ
後金の創始者にして清王朝の初代皇帝。17世紀。


サラディン

十二世紀エジプト、アイユーブ朝の始祖。第三回十字軍と戦い、和平を結ぶ。
文武共に優れながら決して贅沢をせず、捕虜を身代金無しで釈放するなどその慈悲深さが有名である。

応神天皇
4~5世紀の第十五代天皇。まあ天皇も色々いるが、八幡神と習合し母の神功皇后とともに全国の八幡宮で祀られる皇祖神、武神、八幡大菩薩としての菩薩、という文化的性質を考えるとやっぱり一番は応神天皇かなあと。墓もでっかい前方後円墳だし。

曹操
2世紀~3世紀、後漢の武将・政治家。詩人でもあり兵法家でもある。厳密に考えれば君主じゃない気もする(名目上は後漢の丞相、封建制度下の魏王だし)がまあはっきり言ってやってたことは君主だし。追贈で武帝。
もう色々してるので何から語ればいいのかわからない人。神格化はあんまされてないけど。

劉邦
紀元前3世紀~紀元前2世紀の前漢の初代皇帝。
始皇帝を悪例として、劉邦を皇帝の模範として理想とされる。

項羽
紀元前3世紀。西楚の覇王。
戦では連戦連勝だったが人身を得られず劉邦に敗れた。

武則天
7世紀~8世紀。中国史上唯一の女皇帝。唐の高宗の皇后で唐に代わり武周朝を打ち立てる。
百済を滅ぼし、日本との白村江の戦いでも勝利し、高句麗も滅ぼした。
則天文字と呼ばれる新しい漢字を20字ほど作ったことなども有名。

朱元璋
明の初代皇帝。14世紀。
乞食から皇帝になった世界一の出世頭。

ヴラド・ツェペシュ
15世紀ワラキア公国の君主。対オスマントルコ帝国での英雄であり、串刺し公というあだ名も有名。
吸血鬼ドラキュラ伯爵のモデルの一人でもある。

オスマン一世
13世紀~14世紀、オスマントルコ帝国初代皇帝。
なんかよくわからんほど壮大な夢を見てたりする。

ギルガメッシュ
古代メソポタミア、シュメール初期王朝時代の伝説的な王。紀元前25世紀ぐらい。シュメール王名表によるとウルク第一王朝の第五代の王。
メソポタミア神話では頻繁に登場しており、様々な神と関わりを持つ。というか死んでから冥府神扱いされてたりもする。
ウルクに城壁を作ったのはギルガメッシュという事になっているらしい。メソポタミアは位置関係上侵略者とかめっちゃ多くなるからね。

スコルピオン一世とりあえずわかってる中で最も古いファラオ。第一王朝よりも前。紀元前33世紀か紀元前34世紀かそんなもん。
大体この時代からエジプトに文字がある。

クフ
古代エジプト第4王朝のファラオ。紀元前26世紀。
ピラミッドで有名だろう。アレ、古代エジプトの遺跡の中でもさらに古い部類なんだよね。
治世の詳細はあまりよくわかっていないが古代から今に至るまで言及が絶えないファラオである。

アクエンアテン
古代エジプト第18王朝のファラオ。紀元前14世紀。アメンホテプ4世とも。
あの有名なツタンカーメンの父親ともされる。
古来のエジプトの宗教を捨てていきなりアテン一神教とかやりだして無理矢理遷都とかしだした。アクエンアテンという名前もその時改名した。宗教改革と言えばそうである。アマルナ改革、美術も独特である。妻であるネフェルティティの美しい胸像は有名。
戦争をしなかったためヒッタイトらの進出を許したなどけっこう愚王の印象も多い。

ツタンカーメン
アクエンアテンの2代後のファラオ。紀元前14世紀。
黄金のマスクで有名。
足が不自由だったりで病弱だったようだがアクエンアテンの政策を元に戻したりヌビアの反乱を収めたりヒッタイトとの戦争に勝利したりファラオとしての職務は果たせていたようだ。

ラムセス2世
古代エジプト第19王朝、紀元前13世紀のファラオ。オジマンディアスとも。
24歳で即位し66年統治し90歳で没した。その治世においてヌビア、リビア、パレスチナにまで勢力を拡張した。
子供も息子が111人娘が69人と超子沢山。
神殿とかそういう類のものめっちゃ作って元々あったのにも自分の名前掘ったりした自己顕示欲の強い人。

ピイ
古代エジプト第25代王朝の初代ファラオ。本来エジプトのナイル川沿いにさらに南のヌビアのクシュ王国の三代目の王。今でいうスーダンあたり。紀元前8世紀。
たぶん黒人?中国では割と侵略民族が中国化されて皇帝になってたりするけどエジプトでもそういうのはある。

プトレマイオス一世
プトレマイオス朝エジプトの初代ファラオ。紀元前4~3世紀。
アレキサンダー大王の下で将軍として勤めていた。アレクサンドリア図書館を建設したりアレクサンドリアの大灯台を作ったのもこの人。

エリザベス一世
16世紀~17世紀のイングランドとアイルランドの女王。チューダー朝第五代にして最後。
処女王。大航海時代においてスペインの時代からイギリスの時代へ転換した黄金時代の統治者。

ピョートル大帝
17世紀~18世紀の初代ロシア皇帝。ロシアを東方の辺境国家から列強にまで押し上げた。
外交使節の一員として偽名を使ってヨーロッパへ行き、東インド会社の造船所で船大工として自ら働いたりしたことは有名か。
2m13cmの巨体で怪力の持ち主。外科医や歯科医も出来る。王座の革命家とも。

アショーカ王
紀元前3世紀、インド亜大陸をほぼ統一したマウリヤ朝の第三代の王。
仏教を篤く守護したことで有名。

モクテスマ2世
16世紀、アステカ第9代の王。
積極的な遠征と中央集権化により最大版図を築くがスペインのアラスカ征服の過程で石を投げられて死ぬ。

マンコ・カパック
12世紀~13世紀ぐらいのクスコ王国の初代国王。日本語と致命的に相性の悪いお方。インカ神話上の人物。
名前はともかくインカ神話の最高神、太陽神インティの息子だったり本人も神として崇拝されてたとか。人身御供を廃止したり法の整備をしたりとかそういう仕事もやっている。

ルイ14世
17世紀から18世紀のブルボン朝第三代フランス王国国王。太陽王。王国の最盛期を築いた。
中央集権と重商主義を推進、対外戦争を積極的に行い領土を拡張、絶対君主制を確立、ミディ運河とヴェルサイユ宮殿を建設ともうやること全てやっている。
72年もの在位期間は中世以降の国家元首の在位期間としては最長とギネスに載っている。

ナポレオン・ポナパルド
18世紀~19世紀のフランスの軍人・政治家。フランス第一帝政の初代皇帝。フランス人民の皇帝。
大陸軍によりヨーロッパの大部分を勢力下においた。

徳川家康
16世紀~17世紀。江戸幕府の初代征夷大将軍。
天皇も君主だが将軍もある種君主みたいなところはある。その辺はややこしい問題があるが300年続く王朝を作ったのは凄い話ではある。




パッと思いつくところではこんなところか。アフリカ南部とか中央アジアとか東南アジアとかオセアニアとか全然だけどパッと思い浮かばねーししゃあなし。イスラムのカリフとか入れてなかったけど入れるべきなのかな。

キャラゲーでも作る時捗るかもしれない。格ゲーとかガチャゲーとかTCGとか。
格ゲーならいつだったか流行ってたFight of Godsより問題が少ないものができるだろう。
まあ神も全世界見て回ると面白いの結構あるけど、世界神話理論的に名前すり替わってるだけじゃねみたいなのも多いし。

王も神も知り尽くすには少し多すぎる。

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  1. 2018/09/13(木) 01:34:39|
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Wikipedia探訪「エスト! エスト!! エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ」

エスト! エスト!! エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ - Wikipedia

何やら騒がしい名前であるが、これはイタリアワインの銘柄である。イタリア語で、「Est! Est!! Est!!! di Montefiascone」と書く。
なんだってこんな完全に悪ふざけの産物としか思えないような名前になったのかというと12世紀のドイツ人司教の疑わしい伝説が関連しており、モンテフィアスコーネの白ワインを特別高く評価したという話であるのだが、実際の味はというと現代ではあまりいい評判がない。
「世界で最も面白い名前を持つ、最も退屈な白ワイン」、「グラスの中に今あるものより歴史の方に説得力がある」など散々に皮肉られている。


もちろん、安価なワインとしては一定の評価を受けており、地域で消費されるほか観光客相手にもよく売っているようで、実際にはそこまで悪いワインという訳でも無かろう。ただ、今の基準では平々凡々だというぐらいで。
むしろこうなると名前の方から価値が出てしまっているのがアンバランス感がある、というのが悪評に繋がっているのかもしれない。

料理は味覚だけで楽しむものではない。味の半分以上は嗅覚によるものというし、視覚も料理を楽しむのに重要だ。食感は触覚で感じるものであるし、当然料理から生じる音も含め、料理の価値を構成している。
ならば、エスト! エスト!! エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ、この非常に珍しい名前の白ワインは名前をこそ楽しんで飲むべきなのやもしれない。文化や情報もまた料理であるのだろう。どれだけ本質から離れていても楽しめさえすれば良いのではなかろうか?そう思った。

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  1. 2018/09/03(月) 22:39:38|
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