ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

東方元ネタwiki、東方天空璋周りを見ていく

東方元ネタwiki 2nd

とりあえず東方天空璋、C92での頒布後それなりに経ったので元ネタなんぞの集合知を見ていこうと思う
そういえば東方元ネタウィキが色々あって2ndになっていた。


とりあえず気になったところのみ。
地蔵「クリミナルサルヴェイション」

引用
クリミナルサルヴェイション(Criminal Salvation)
直訳で犯人救済。
業火救済。地蔵は地獄から罪人を救済する。
悪人正機。浄土真宗の悪人こそが阿弥陀仏の本願によって救われるという考え。

まあこれ自体とは関係ないが、チルノ以外の自機の場合、成美の後戸を使って5面に行ってるんだよね。なるほど阿弥陀仏の後戸の神だからということ?


茗荷「フォゲットユアネーム」

引用
フォゲットユアネーム(forget your name)
あなたの名前を忘れた。茗荷を食べると物忘れをするという迷信がある。
君の名は。2016年の大ヒット映画。

あー、これ「君の名は」ネタだったか。ユアネームの部分唐突だと思ってたら。あの映画でもお互いの名前忘れとるしな(ネタバレ)。


狂舞「テングオドシ」

引用
テングオドシ。天狗怖し。
摩多羅神が祀られる比叡山常行堂の後戸で跳ね踊り、猿楽を演じて修行の邪魔をする天魔・天狗を追い払う作法

元ネタそのままだろうとは思ってたがまあ知らんかったので。


摩多羅隠岐奈

引用
摩多羅(またら)
摩多羅神
中世に天台宗寺院の常行三昧堂の「後戸」に祀られた仏教の守護神である。
猿楽能と関係の深い芸能神であり、
江戸時代に邪教として禁圧された玄旨帰命壇の本尊。
輪王寺常行堂に秘仏として祀られ、一般の参拝者は拝むことが出来ないが、よく知られる掛け軸で姿を見ることができる。
掛け軸の系統は京都の妙法院由来のものもあり、そちらでは二童子が風折烏帽子を被っておらず、摩多羅神だけでなく丁禮多も鼓を持っている。
民間信仰において、下述した通り断罪を以てして救済と為す神たるマハーカーラや神道の始原の神、「天御中主神」、或いは妙見菩薩などと習合し、時には邪神、時には福をもたらす神とされる。
妙見菩薩は北極星、星宿信仰に大陸の道教や日本古来の説話や神道が融合する事で発展した一定の形状をもたない菩薩信仰である。これも混合の神である摩多羅神と習合した切欠であろう。比較的名の知れた菩薩であるが、固定図が無い為かイメージにばらつきがある、変幻自在にいろんなものに姿を変える今作の史実上のキャラクターも、摩多羅神の境遇や、或いは妙見信仰を準えたものであると思われる。また、日本に於ける重要文化財の像は一つだけである。
荼枳尼天を制御するもの、病気治療・延命の祈祷としての「能延六月法」と関連付けられることもあった。また一説には、広隆寺の牛祭の祭神は、源信僧都が念仏の守護神としてこの神を勧請して祀ったとされ、東寺の夜叉神もこの摩多羅神であるともいわれる。
宿神である秦河勝の実体は摩多羅神であるという論から、摩多羅神と秦河勝は同一視されるようになった。

隠岐奈(おきな)
隠岐
令制国の名前で、現在で言う島根県の隠岐諸島に該当。
同じ島根県の出雲(八雲)。八雲紫と対比か。
隠岐の神話と言えば因幡の白兎の大国主。彼女はルーツをマハーカーラとして居る為、大黒天と同一のイメージか。同音である大国主とも習合されるようになったとか。

本作のサブタイトル「Hidden Star in Four Season」よりHidden(隠された)。

古文で言うおじいちゃん

こう説明されるとやっぱりもう滅茶苦茶混ざってるなあという印象。ここまで混ざってたらだいぶん多くのキャラと絡みが作れそうだ。


STAGE4 視界ゼロの邂逅 White blizzard out of season

引用
成子
成子地蔵。新宿区の成子子育地蔵尊。
ボスの名前は成美であるが、誤字なのか、魔理沙によるあだ名なのか。
左上の英字もnarukoになっている。

これ結局どっちが正しいのかどっちも正しいのかわかんねえんだけど、そんな地蔵もあるんだなあ。子育て?ふむ。
個人的には成美だと「めいどいんじゃぱん」とかいう男の娘メイド漫画(ばくおん!の人の前連載)の主人公と被ったから緊急回避したんかなと思ったけど。




まだページが出来てないのもあるがこんなところか。
こうしっかりくっきり考えられて作られた作品はこちら側でも調べる楽しみがある。
ファンタジーでもSFでも創作はインプットとアウトプットである。
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  1. 2017/08/18(金) 02:56:24|
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東方天空璋、キャラ考察記事

東方天空璋も無事頒布された。
今回は天空璋のキャラについて色々考察などしていこうと思う。

当然のごとくネタバレはあるので注意。
あんまネタバレ防止用の改行とか入れる気もしないんだよね。見た目が醜いから。
だから書いても書かないでもいいこと書いてちょっとでも行を稼いでるけどそろそろ限界か。
まあこのブログ見に来てる時点でネタバレ気にしてない人だよね。

真面目なのもネタ的なのもどっちも含む。
考察というか確認だったり、適当なネタも多い。

一応参考資料





EXはまだ会話まとめられてるのなかったので適当に動画探してね。
※追記 ようつべにあった。


ではスタート。



タイトル
天空璋の意味

これは天空のひしゃくこと北斗七星の事。
摩多羅神は摩多羅神の曼荼羅の中で象徴として北斗七星が描かれることがある。
隠岐奈も前掛けに目立つように北斗七星があるし、EXスペカに秘儀「七星の剣」なんてのもある。


秦河勝関連
天空璋キャラには秦河勝関連が多い。

まずはラルバ。常世神だと隠岐奈から推定されたが、日本初の新興宗教である常世神を滅ぼしたのは秦河勝である。
ネムノは山姥が渡来人、例えば秦氏由来説がある。
あうんと成美は関係性が薄いが、狛犬が伝来したのは秦河勝と同時代の飛鳥時代、地蔵に関しては秦氏インド由来説もあるしインドは言うまでも無く仏陀生誕の地にして仏教の始まりの土地。地蔵菩薩と考えると近しい。
里乃と舞は隠岐奈とセットみたいなところがあるが、とりあえず能楽の祖は秦河勝。
で、隠岐奈。これはそのまま秦河勝と同一視される場合もあるよね。能楽の祖と能楽の神。

秦河勝というと聖徳太子の腹心。神子との繋がりもある。七星剣とかもね。
そういえば物部守屋を殺したのも秦河勝だと言われることがある(実際は違うらしい)。守屋は太媛、つまり布都の兄。そういう因縁もある。
そう来るならば言うまでも無く秦こころとは強烈なつながりがある。

チルノは妖精大戦争のEXで「楽勝、常勝、秦河勝!」とかよくわからない事を抜かしてたっけ。まあ意味は無いが幻想郷では一般教養か?

文、天狗と隠岐奈、摩多羅神の繋がり(同じ障碍の民を祖とする)を考えると定番自機以外の全てと隠岐奈は関係があるといえる。
霊夢とも、幻想郷の賢者で紫を介した間接的な繋がりあるもんね。6ボス曲もネクロファンタジア入ってたし。
そういえば摩多羅神は阿弥陀如来の後ろ戸に隠される神。仏教と言えば幻想郷では命蓮寺勢なんかとも関われる。

トンデモ説ではあるが秦河勝ネストリウス派キリスト教(すなわち景教)のユダヤ人説もあるんだっけ。


幻想郷の賢者
摩多羅隠岐奈は幻想郷を作った賢者だと明言された。

紫がそうで、隠岐奈が追加された?華扇もそうなんだっけ?ド派手な前掛けが制服?
華扇は結界周りのインチキを深秘録や茨歌仙でやってたので可能性は高いか。紫が言ってた「こっち側」とは幻想郷の賢者側という意味?それにしては幻想郷に無知な感も。
そう来ると、隠岐奈も四季異変を以て幻想郷のシステムが上手く行っているかどうか試した感もある。つまりは詳細について知らない?
ふーむ。他にも賢者はいるのだろうか。

そういえば、二童子の後継探しという方便(二童子にはそれさえ伝えられてなかったが)の元に幻想郷が上手く行ってるかどうかを見てそれと共に秘神としての影響力を誇示して神格を稼ぐというややこしいやり方は紫のやり口に似ているというか。

紫が隙間、隠岐奈は後戸、華仙も良くわからん瞬間移動的能力を見せることがある。これも幻想郷の賢者の特徴?


隠岐奈ブラック企業説
だいたい人材確保に必死な企業はブラックだよね。

二童子、要は洗脳されて上司の命令は絶対厳守で延々と踊らされる仕事。ブラックオブブラック。そら自機たちも全員拒否するわ。
魔理沙にはフィクサーだとか面白そうなこと言って、チルノには踊って呑む仕事だとか楽そうなこと言って甘言で契約を結ばせようとする根性も中々ブラック。
まあ幻想郷の組織は大抵ブラックだという噂もあるが……


背中の後ろに扉
スタンドっぽい。

絵面的にはチープトリックだが、自分でその中に入るのはヴァニラアイスのクリームを思わせる。また、背中の季節装備の玉が扉だというのなら、シルバーチャリオッツレクイレムなんかも思い出す。
しかし仏像の背中の扉って、鎌倉の大仏にもあるんだっけ?天空璋のは地蔵で、矢田寺は奈良の寺らしいが。


土用装備
ただし弾幕は尻から出る。


チルノの日焼け
チルノの日焼けは日焼けでは無く魔力の影響が肌に出たものらしい。

なんだやっぱり殺意の波動じゃないか。
チルノの妖精としての異常性、力を持ちすぎて復活できなくなるかも的な話は映姫にも言われていた。
不自然な冷気、霧の湖が何故か冷える原因がチルノ。自然現象と幻想の境目?クラウンピースも同じ領域を取らないニッチな分野の妖精のが強いみたいな話してたっけ。


1~4ボス
戦略的な設定意図が感じられる。

まず、ラルバはチルノ、ネムノは微妙だが文や隠岐奈、あうんは霊夢など、成美は魔理沙など魔法の森関係と最初から既存の人気キャラと強い繋がりを持つ。新規キャラは当然積み重ねが無いので最初は人気が鈍るが、メインキャラの知り合いとはスタートダッシュに上手いやり方と言えるかもしれない。

次に、これはラルバやあうんが微妙だが、その場に定住する妖精妖怪であり、それが故に背中の扉からの影響が残留し異常気象を招いたのであろう。割と最初の方のボスはストーリーと関係の無いボスが多いが、薄い関係を持っているという訳である。でもまあラルバは土用か…… チルノの方の影響?

そしてこれは隠岐奈もそうでラルバが微妙だが、東方projectもだいぶシリーズが出た中隠れていた合理性がある。ネムノは山姥で山に隠れ住んでいる。あうんは姿を見せずに外敵を追っ払っている。成美は定置される地蔵であり魔法の森はあまり原作でも深入りされなかった。そして隠岐奈は絶対秘神である。


5面
ローゼンメイデンのNのフィールドっぽい。

まあたまにある表現か?


あうんと成美
石像コンビ

神道と仏教?まあ寺にも狛犬はいるし成美は信仰心あんま関係ないが。
物理質量的に重い女たち。
ゴーレムと考えると付喪神勢とも関係性があるか。


キャラ別の。

エタニティラルバ
アゲハチョウの妖精

やはり大きいのは隠岐奈に常世神(常夜神だが同じ意味らしい)と推定されたってところだよね。
恐らく本人には自覚は無かろうが。神が零落して妖精となった?常世神はあくまでアゲハチョウの幼虫だが、ラルバは幼虫、蛹、成虫の三態を一身に保有している。これも一種の三位一体?


坂田ネムノ
山姥

製品版で一番絡みが無かったキャラだが、同じく山に棲むマイノリティが妖怪化したという事で障碍の民の末裔たる天狗、隠岐奈、及び里乃と舞で繋がりが見受けられる。


高麗野あうん
狛犬(兼獅子)

そういえば霊夢EDに出た。これからも博麗神社関係でたまに出るかな?


矢田寺成美
魔法使い(地蔵)

同じ地蔵出身という事で映姫がいる。
映姫は地蔵が信仰心を受け地蔵菩薩としての自我から閻魔に出世した?
成美は魔法の森という人通りの悪い場所で魔力に当てられて動き出した動く石像という地蔵の側面。それでも地蔵、人類の救済が目的だという思いはあるようだが、それにしては後戸の魔力の斉とはいえ好戦的に過ぎる。やはり地蔵としての側面は後付け程度というぐらいか。

魔法使いという種族。パチュリーやアリスなどと同様。アリスも魔法の森在住だしね。笠はアリスが作った説もある。フリル付編み笠。
笠のせいでキノコっぽく見える。魔法の森はキノコが多いが。

地蔵で魔法使いとなると白蓮との関連性が気になるところ。福耳だしね。

成美が本名で成子があだな?魔理沙が本格的に名前を憶え違いしてて成美はその辺をスルーし続けている?単純に表記ブレかなんかかしらんが。魔理沙とはマブダチ感あるよね。マリナル?ナルマリ?

あうんなんかもしかり、ぼっち属性なのにカップリングは多そう。

というか黒髪三つ編みお下げってかわいすぎるよね。


爾子田里乃&丁礼田舞
人間(元人間)

元ネタ的には丁禮多(ていれいた)・爾子多(にした)。

里乃が持ってるのは茗荷らしい。
摩多羅神の神紋は茗荷紋。茗荷と言えば食べると物忘れが増えるという迷信。ふむ、自機は6ボス時にやられて帰った記憶がなくなってた訳だが。まあ隠された秘神だからね。語ることも許されないから忘れさせられる的な。

バフ系の踊り子職というとRPGでたまに聞く。バックダンサーという事でこころや音楽勢との絡みもあるか。


摩多羅隠岐奈
秘神

ファンからはオッキーナ扱い。

ドアがどこでもドア扱いされてる?
後戸、つまりバックドア。ハッカー適性もある?アナーキーバレットヘルってそういう……

摩多羅神は阿弥陀如来の後ろの戸に隠された神。仏教と言えば命蓮寺勢。そっちとも関わりがある?
6ボス時隠岐奈の持っているのは良く勘違いされるが鏡では無く鼓。音楽勢との絡みも期待できるか。

秦河勝関係だが、こころとは同じ暗黒能楽使い。暗黒能楽っていったいなんなんですかね。

6ボス時に座りながら戦ったあたりもなんか面白いよね。



まあまだまだ色々語れるところは多いがこんなところで。
過去作のキャラとの繋がりが非常に多いことがわかる。秦河勝だもんねえ。
魔法地蔵の成美も魔法使いキャラの流れを感じる。
ピクシブでは今のところ成美と隠岐奈の二強と聞くがさて。まあ複数人ボスは不利ではある訳だが。

書籍や次回作で再登場は誰が早いかな?案外ラルバがチルノ関係で三月精で出たりして。

天空璋、界隈への影響もこれから注目していきたい。紺珠伝ほどぶっ飛んだネタには恵まれてはいないが、設定厨には大好物であり安心できる楽しさがある作品であった。

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  1. 2017/08/13(日) 03:43:24|
  2. 東方
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東方天空璋、ネタバレ実況的記事※更新終了

という訳で当日。
この記事は東方天空璋の頒布に際しその情報の共有を目指すとともに、後世にその時の熱を伝えるための記事である、とかなんとかお堅いことでも書いてみる。

バレ待機である。えっと、10時にコミケ開幕だっけ?
雨降ってるらしいし参加組は大変だなあ。まあ晴れてたら晴れてたでいつも通りの地獄だろうが。それだけの面白さが現地にはあるという事。




桜を見ながら西瓜を割り、紅葉を見ながら鍋をつつく
こんな季節に誰がした!
イレギュラーでシーズナルなシューティング幻想!

らしい。




自分用と友達用、ってなぐらいか。
どうせさっさと売り切れるし最初から一限で良い気もするけどね。


天空璋、お気楽な異変だと思いきや神主のラジオなどでの発言や茨歌仙での前日譚などを見るとどうも一筋縄にはいかないようだ。その辺にも注目していきたい。
とりあえず本格的にバレが来たら続きを見るに隠していく所存。

そういえばラスボス摩多羅神説なんかあるんだっけ。ふむ。北斗七星。

で、ついにコミケ開幕。まあバレは11時ぐらいだろうか?前はどうだっけ。



入手者が出始めた。これからは追記に書いていく。 続きを読む

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  1. 2017/08/11(金) 09:52:46|
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東方茨歌仙 第四十一話 天与の涼気 感想・考察・その他の確認等

東方茨歌仙 Wild and horned hermit. 第41話「天与の涼気」の感想や考察など。

第一話「片腕有角の仙人」感想
第二話「意図的に捨てられた技術と地獄」感想
第三話「罪人の金鉱床」感想
第四話「信仰の人工湖」感想
第五話「仙人の本分」感想
↑ここまで単行本一巻に収録
第六話 「雷の持つ見えない毒」感想
第七話 「本物の福の神」感想
第八話 「狐の奸計」感想
第九話 「新旧の妖怪」感想
第十話 「帚木の別天地」感想
↑ここまで単行本二巻に収録
第十一話 「運松庵の太公望」感想
第十二話 「地獄のお迎え」感想
第十三話 「河を捨てた河童」感想
第十四話 「人間に好かれる妖怪」感想
第十五話 「人の寄り付かない神社」感想
↑ここまで単行本三巻に収録
第十六話 「鬼の酒器」感想
第十七話 「梅雨の奇石」感想
第十八話 「宗教家としての仙人」感想
第十九話 「由緒正しいお酒」感想
第二十話 「間違いだらけの酉の市」感想
↑ここまで単行本四巻に収録
第二十一話 「鬼は外、腹は内」感想
第二十二話 「怪魚万歳楽」感想
第二十三話 「道を誤る巫女」感想
第二十四話 「有足の雷」感想
第二十五話 「渾円球の檻」感想
↑ここまで単行本五巻に収録
第二十六話 「野卑な怪異」感想
第二十七話 「妖怪に刺さる針」感想
第二十八話 「桜の木の地底には死体も眠らない」感想
第二十九話「深秘の世界の夢」感想
第三十話「神のみに許された霊力」感想
↑ここまで単行本六巻に収録
第三十一話「誰が兎を生かしたか」感想
第三十二話「ぽんぽこ陣取り裏合戦」感想
第三十三話「足元で蔓延る西洋の悪魔」感想
第三十四話「脳にかかる未確認の靄」感想
第三十五話「茨華仙の信じる道」感想
↑ここまで単行本七巻に収録
第三十六話「天高く神社肥ゆる秋」感想
第三十七話「閃光が起こすのは雪か神か」感想
第三十八話「聖地としての神社」感想
第三十九話「そこに妖怪の山があるから」感想
第四十話「幻想郷を蝕む異常気象」感想


単行本第一巻の雑誌収録してないところとかの感想。
単行本第一巻の総合的感想・考察
単行本第二巻の総合的感想・考察
単行本第三巻の総合的感想・考察
単行本第四巻の総合的感想・考察
単行本第五巻の総合的感想・考察
単行本第六巻の総合的感想・考察
単行本第七巻の総合的感想・考察

さてコミケ前日である(たぶんこの記事書いてる間に当日になってる)。Febriをコミケ前日に発売して茨歌仙で一日目頒布の東方天空璋の前日譚をやるという中々にくいことをしてくれる。
詳しいことはこれから書いていくが、今回色々あったらしく神主ブログ更新も今日だしWEB体験版もないしギリギリだったね。それでも間に合わせる神主は流石か。
Febriって茨歌仙目当て以外で買ってる人どれくらいいるんだろう。ちかちかたるとたたんは面白いけど。ハンドスピナー。確かに無為なところのある玩具である。

茨歌仙単行本8巻は8月26日発売。今回のから9巻分に収録。隔月刊作品の9巻というの実際相当なものである気もする。


茨歌仙あらすじ。簡潔に。

博麗神社では梅雨明けから天気がいいのにより涼しくなってきている。
華仙は疑っているようだが霊夢は悪意も無しこんなことが出来る奴も無しでただの異常気象、自然現象だと結論付けている。

里に行ったら暑すぎたので霊夢はすぐに帰ってきた。春のような涼しさ。桜でも咲けばいよいよ異変といったところ。
魔理沙は妙に厚着している。魔法の森では冬である。魔理沙は体調を崩している。

人里の民衆が常春の博麗神社に涼を取りに来た。
これにビジネスチャンスを感じた霊夢。

数日後。博麗神社納涼祭。
数々の出店が軒を連ねる。

珍しくにとりの出店では客がいない。ここまで涼しいとは予想しておらずかき氷の類が売れない。
体調を崩す人がいる。道中の暑気にやられて食欲が出ないとのこと。

次の日。納涼祭続行。霊夢は賽銭稼ぎにいそしむ。桜の葉っぱが緑のまま落ちるという異常現象がある。華仙にどうするか尋ねられるものの自然現象ならばどうすることもできないと跳ねのけ賽銭稼ぎ続行。

にとりは鰻の蒲焼屋台を作り繁盛を治める。外の世界では近年絶滅危惧種に指定されたからか幻想郷で捕獲例が増え、食用にされるようになってきたとのこと。

華仙は霊夢にウナギの薬効について江戸時代の随筆を紐解いて説明する。

魔理沙があわてて霊夢と華仙を呼ぶ。
桜の木に花のつぼみが出来ている。夏から春に逆行しているのだ。
自然では考えられない。魔理沙は真剣に霊夢に忠告する。

そうこうしている内につぼみが突然開き桜が満開となる。

博麗神社納涼祭は中止。霊夢は旅立ちの準備を整える。
華仙はどうするか聞く。異常に季節が色濃く出ている場所に向かってみるとのこと。
華仙は太陽の畑や妖怪の山など場所を伝える。
霊夢は参考にするといって飛んでいく。頼もしい。

しかし一番季節が色濃く出ているのはここ、博麗神社。

華仙は嫌な予感が当たらなければよいけど、と独りごちする。


Febri Vol.44へ続く。


あらすじ終わり。前日譚二連続。それも異変解決の瞬間まで描いている。書籍の霊夢は大抵日常モードでだらけてるけど異変モードはだいぶ違う。鈴奈庵ではたまに異変解決モードは入ってた。
茨歌仙は結構こういうコラボというか原作に交錯するの多いよね。それがすごく良い。ある事象を違った方面から見る。
前日譚として申し分ないがいかんせん本編との間が短すぎるというか(書いてて寝落ちしたのでもう当日である)。


登場キャラ紹介。登場順。
博麗霊夢
博麗神社の巫女。東方projectの主人公。異変を解決する巫女である。

普段は適当でも腹を決めれば仕事人。しかし博麗神社が異変の中心?
天空璋は神主もいろいろ不穏なことを言っていたが一筋縄ではいかないようだ。

今月の名台詞
「狡いなぁ 正々堂々と商売しないなんて」
かなりの無茶苦茶を言っている。

今月の名台詞2
「真夏の暑さ対策でもしておくことね」
この余裕さかっこいい。


茨華仙(茨木華扇)
東方茨歌仙の主人公。仙人であり実は鬼。割かし異変周りとなると第三者。

今回は普通ではないと思っていたが核心は魔理沙が先に発見する。
妖怪が異変を解決するものではないという事?

今月の名台詞
「頼もしいわねぇ」
普段の霊夢がどれほどボンクラなのか逆説的にわかる評価。


霧雨魔理沙
普通の魔法使い。東方projectの副主人公。異変解決もする東方原作の自機の一人。

いつもあちこち回って結局何もしなかったりするが今回は異変を明確に見つけた功労者か。
流石に自機なだけはある?こういう異変を敏感にかぎつける能力が無ければ毎回自機になることは難しい。

今月の名台詞
「馬鹿言うな
商売繁盛しているからって目の前の異常に目をそらすなよ
異常気象でも自然現象でも病気でも何でも無い
これは紛れもなく異変だ!」
シリアス魔理沙。霊夢に都合のいい異変。ふむ?そういう方面?


河城にとり
河童のエンジニア。商売も上手い。

手先が器用で無い河童はいない。ほう。エンジニアが料理も得意とは限らなさそうだが、魚を捌くぐらいなら?まあ川に棲む妖怪なら川魚の調理ぐらいできるか。

今月の名台詞
「失敗から学ばない奴に商売は出来ないよ」
まさに。


その他モブ等
秋穣子
秋静葉
秋を象徴する幻想郷の神。秋静葉は最強説も出てタイムリーだとか書いておくか。


細かい点も含めた確認考察など。
タイトルに天が入ってるのはやはり天空璋意識か。

天気がいいのに涼しい?気温のみの話?太陽の位置はどうなんかね。夏なら高く日が昇る訳だが。

こんなことが出来る奴がいるとは思えない。つまりこれを引き起こしている奴は幻想郷の常識外?たまに言及される竜神かなあ。

桜の葉が緑のまま落ちる。これは夏から無理矢理春になったからだが、花が咲く時に葉が落ちる桜。博麗神社のサクラはソメイヨシノらしい。

ウナギ。絶滅危惧種に指定されたから幻想郷では増えた。そういや香霖堂では朱鷺鍋作ってたっけ。幻想郷は絶滅種の宝庫?ジュラシックワールドみたいな?
ウナギの神秘性ねえ。蛇とかの神秘性とかもそうだけど、こういうのを科学すると興味深い結果が得られるんだよね。ウナギはマリアナ海溝から来てるんだっけ?

霊夢が異変とは認めたがらなかった。意識して、とは思えないが博麗神社が最も異常な異変であるというのに関係があるか。博麗神社の祭神案件?

人里(及びそこから博麗神社の敷地まで)は普通に夏(というか猛暑)。玄武の沢もそのようだ。そこらじゅうで季節がバラバラなのかと思っていたがもっと局地的な異変なのか?

霊夢は自然現象をどうこうすることはしない。MTGでいえば緑の哲学だな赤白のくせに。

ウナギ。下品な魚?まあ今ではそんなこと思われてないが、明治時代に外の世界から切り離された幻想郷。そういう考えがあっても不思議ではないか。焼きヤツメウナギ屋台は結構昔からミスティアがやってたがアレは元から多いのか?それともミスティアという妖怪特有のコネでもあるのか。どっかに養殖所でもあるのか。アレ養殖できない気がするが、アリストテレスの博物誌ではヤツメウナギの養殖の記述がある(恐らくウツボとの取り違え)、とヤツメウナギのWikipediaページにあった。まあ幻想郷だしね?

誰かが夏バテ防止というイメージをウナギに作った。平賀源内先生?

桜、一瞬で満開。なるほど完全に自然現象ではないが、狂い咲きというのは往々にしてある話。




まあこんなところ。あらすじでは大抵季節と場所から入ってた気がするが、季節の異変でそれは覆される。そう考えるとなるほど大異変?
結局何があるのか。それは今日明かされるか。
天空璋。結局一体全体どんな話になるのやら。大注目である。この話自体も10月に続いたりするのかな?

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  1. 2017/08/11(金) 04:36:03|
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秋静葉最強説浮上





空想科学読本。フィクションのアレソレ無茶のある設定や描写に対して無理くり科学的に答えることという本である。現実ではあり得ないことがはっきりわかったり、突拍子もない天文学的な数字が出たりで中々に面白い本である。粗があったり無茶な前提もあったりするがまあともかく楽しい。

で、空想科学読本の著者がツイッターで『東方project』祭りと称して東方関係の質問に科学分析的に答えていっていて、色々と面白かったのだが、今回はこの回答に注目したい。一番空想科学読本らしいアレだったので。


秋静葉というと、まあ東方の強さ議論では下から数えて何人目というぐらいのキャラであるが、神主が紅葉を手塗してるとかいう無茶な設定を与えたおかげで空想科学読本的に解釈すると中々の化け物になってしまった。

まあ、幻想郷の大きさも不明だし、木々の全てが落葉樹でもあるまいが全部を手塗するというのが途方もないというのはそうである。サンタクロースが全世界の子供にプレゼントを配るにはどれくらいのスピードを出せばいいのかというのと同じ感覚である。


とはいえ静葉も神の端くれ。東方的には神は分霊によって分身が可能ということである。
ということは10人(分身した柱を現す助数詞は柱でいいの?どうでもいいが)ならば・・・・・・ マッハ136。状況は改善されてない。10人いるし。
別にドラゴンボールの天津飯が四身拳で4体に分裂したら戦闘力まで4分割されたからといって脅威度は減らないのと同じだ。

100万人とかに分霊出来るなら一人一人は割かし常識的な速度ということになるがそんなに分霊出来るほど神格あるのもやばいし、100万って古代中国の戦争じゃないんだからって数だし。



リリーホワイトは春限定で妖精の域を超えた強さになるが、秋静葉は秋限定で誰にも負けない強さを得るのかも知れない、とでも言っておこうか。
まあ一つのジョークではあるが、ジョークとして大変興味深い話ではあるのだ。実に空想科学読本らしい。

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  1. 2017/08/10(木) 01:31:04|
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